【コピペOK】熱意が伝わる志望動機の書き方!子育てナースの強みを活かしたい人へ
こんにちは!トラカン先生です!
今回は「子育てナースの志望動機の書き方」についてまとめました!
はじめての転職で志望動機の書き方がわからない
子育てナースを強みにした志望動機って可能?
志望動機を書こうと思うとペンが止まるのは履歴書あるあるです
また、子育てしやすそうだから転職するにしても、志望動機は別のことを書いた方が良いか悩みます
そこで今回は、子育てナースの強みを活かした志望動機の書き方について解説します
- 子育てナースの志望動機の書き方と書く時のポイント
- 【コピペOK】子育てナースの志望動機の例文
子どもがいると転職に不利というのは噂にすぎません
むしろ、子育ての経験は転職をする上で強みになります
最後まで読んでもらえれば、子育てナースの強みを活かした志望動機を短時間で書けます
コピペOKの例文も紹介しているので
自分なりにカスタマイズしてオリジナルの志望動機を完成させてみてください!
必要な要素は3つだけ!子育てナースの志望動機の書き方
子育てナースの志望動機を書くなら、必要な要素は以下の3つです
- 経験
- 志望理由
- 転職後の姿
この3要素を入れて書いた志望動機がこちら
①、経験
私は慢性期疾患を扱う内科病棟で看護師として5年間勤務してまいりました。この経験を通じて、長期的な視点での患者ケアの重要性と、多職種連携による包括的なアプローチの必要性を深く理解しました。
②、志望理由
貴院は地域の中核病院として、高度な医療技術と地域に根ざした慢性期医療を融合させた先進的な取り組みで知られています。この理念に深く共感し、私の経験を活かせる環境だと考え志望いたしました。
③、転職後の姿
貴院で働くことで、慢性疾患管理のスキルをさらに磨き、地域の医療ニーズに応える質の高い看護を提供したいと考えております。また、在宅医療との連携強化や患者教育にも力を注ぎ、地域全体の医療の質向上に貢献したいと思います。
では、各要素について詳しく見ていきましょう
要素1:経験
あなただけの経験は、志望動機を書く上での強みやアピールポイントになります
でも、普通の病院で普通に働いていたのに「私だけの特別な経験」なんてないよ
このように考える人は多いですが、そんなに難しく考えなくてもOKです
なぜなら、どんな病院・病棟であっても、そこでしか経験できない技術やエピソードがあるからです
そして、その技術やエピソードはあなただけの強みになっています
例えば
- 急性期看護ばかりだったので、退院支援で携われる病棟で働きたい
- 出産・子育ての経験を通して、小児領域の看護に興味を持った…etc
要素2:志望理由
志望理由は転職先でしか叶えられない内容にしましょう
面接官があなたを採用する強い動機になるからです
そこでメジャーな方法として、病院の特色や魅力を志望動機に入れます
以下のポイントを意識して考えると、より良い志望理由になります
- あなただけが得た情報を根拠にする
- 志望先のオンリーワンを見つける
例えば、ホームページや求人から得られる情報は、誰でもわかるため、価値はありません
しかし、実際に働いている知人からの情報なら、あなただけの価値ある情報です
でも、ホームページや求人以外でどこから情報を拾えば良いの?
こう考えた人は、こちらの方法を試してみましょう
- 職場見学に参加
- 実際に働いている知人に相談
- 転職エージェントに内部事情を聞く
私は転職エージェントに職場見学をセッティングしてもらいました
どのスタッフも気持ち良く挨拶をしてくれるので、面接で以下の点を伝えました
- どもスタッフも気持ち良く挨拶をしてくれたこと
- 看護師だけでなく社会人としても成長できると確信したこと
もちろん、即採用でした!
要素3:転職後の姿
転職後の姿を面接官にイメージさせることが大切です
つまり、面接官があなたと一緒に働くイメージを持てるのが重要ということ!
自分の強みを転職先でどのように活かすか具体的に説明しましょう
自分の強みを正確に伝えられれば、面接官はあなたの価値を知り、採用したいと思うでしょう
子育てナース必見!志望動機は6つのポイントを意識するだけで良くなる
志望動機を書く時に意識することは
- 例文をアレンジして自分だけの志望動機にする
- ネガティブなことはポジティブに変換
- 子育てナースだからこそ長く働きたいとアピールできる
- 200~300字の文章でまとめる
- 誤字脱字の対策は音読
- 誰かに添削してもらう
意識するとしないとでは志望動機の仕上がりが違います
ポイント1:例文をアレンジして自分だけの志望動機にする
例文やテンプレートをアレンジして、自分だけの志望動機を完成させましょう
熱意が伝わる志望動機は、自分の考えを自分の言葉で伝えられています
例文やテンプレートはあくまで面接官に伝えわりやすい文章を書くためのものです
例文やテンプレートのままの志望動機は、面接官にすぐバレます
熱意を伝えるなら、転職先のオンリーワンに自分のスキルが活かせることをアピールしましょう
例えば
私が貴院を志望する理由は、貴院の産婦人科がマタニティーブルーや産後うつのケアに力を入れているからです。
私自身、第一子の出産後に産後うつに悩まされ、子育てに自信を持てない時期がありました。その時に貴院の産婦人科を受診し、精神的なケアをしていただくとともに、自信を持って子育てをして良いと後押ししてもらった経験があります。
この経験をもとに、褥婦の精神的サポートまでできる職場で働きたいと思い、貴院を志望しました。
自分の強みや経験が思いつかない人は、自己分析が足りない可能性があります
転職に使える自己分析のやり方は、こちらの記事にて解説しています
看護師に自己分析が必須な理由|3つの質問に答えるだけで転職成功率UP
ポイント2:ネガティブなことはポジティブに変換
ネガティブな内容はポジティブに変換して書きましょう
ポジティブな意見は面接官から印象が良く、採用されやすくなります
例えば
- 子育て中なので夜勤は無理→日中にしっかり働ける職場を探している
- 高給・高待遇なので志望する→スキルや経験が活かせる場所で働きたい
特に子育てナースは給料や休暇制度などを志望動機にすることが多いですが
これはネガティブな志望理由なので注意!
面接官は病院の理念や看護観に共感してもらえる人を採用したいからです
ポイント3:子育てナースだからこそ長く働きたいとアピールできる
面接官は長く働ける人を採用します
採用コストもバカにならないので!
そして意外かも知れませんが、子育てナースだからこそ長く働けるアピールができます
理由は
- 何度も転職する余裕がないから
- 生活リズムを乱したくないから
- 1つの職場を続ける方がキャリアアップしやすいから
子育てナースだからこそのアピールポイントなので、ぜひ使ってみてくださいね!
ポイント4:200~300字の文章でまとめる
志望動機は200〜300字程度でまとめましょう
面接官が目を通すのにストレスなく読める文量だからです
履歴書の記入欄なら、これぐらいの文字数で8割は埋まります
短すぎたり、長すぎたりすると、何がダメなの?
短すぎると転職意欲が低い印象を与え、十分なアピールもできません
逆に長すぎると読みづらい印象を与え、かえって伝わりにくくなります
短すぎず長すぎない200〜300字程度が一番伝わりやすいよ
ポイント5:誤字脱字の対策は音読
誤字脱字は履歴書で絶対にNGです
確認ができない人なのかな?
自分のすることに責任が持てないの
こんな不安から信用できなくなります
看護師のように何度も確認し、正確な判断が求められる仕事なら、なおさらです
誤字脱字の対策は、次の2つです
- 音読
- 他の人に読んでもらう
声に出して読むことで、誤字脱字や文章のテンポ(読みやすさ)がわかります
また、自分で書いた文章の間違いを見つけるのは難しいため、他の人に読んでもらうことも効果的です
ポイント6:誰かに添削してもらう
誰かに添削してもらうと、自分では気づけなかった強みを見つけられます
パートナーや親など身近な人なら、あなたの強みをよく知っているはずです
身近な人に添削してもらうのが恥ずかしいなら、看護師転職エージェントに依頼するのもありです
転職のプロがあなたのスキルや経験を踏まえ、強みを見つけてくれます
私が担当してもらったアドバイザーも親身になってサポートしてくださいました
【状況別】面接官に好感を与える子育てナースの志望動機の例文3つ
子育てナースって採用されにくい?
魅力的な志望動機を書いても意味ないの…
子どもがいると働ける時間に制限があるため、採用されにくいイメージを持つのも仕方ありません
一方で、子育ての経験はあなただけの強みです
この章では、面接官に好感を持ってもらえる子育てナースの志望動機の例文3つを紹介します
自分のエピソードに変えるだけで簡単に志望動機ができるので、ぜひ参考にしてください
例文1:整形外科病棟→整形外科病棟
子育てとキャリアップと掛け合わせた志望動機です
前職の整形外科回復期病棟では、患者さんの自立支援に力を入れていました。育休後、現職場に復帰しましたが、より専門的なリハビリテーションに携わりたいと考え、貴院を志望いたしました。
貴院は小児リハビリテーションに強みがあり、整形外科看護と子育ての経験を活かせる環境だと考えております。また、知人から子育て世代に働きやすい職場だと伺い、看護師としてのキャリアと子育ての両立ができる理想的な環境だと感じました。
貴院で働くことで、回復期看護のスキルを活かしつつ、長期的に成長していきたいと考えております。
(246字)
育休復帰後もなおキャリアアップしたいことが伝わり、看護師として働く意欲も伺えます
これなら採用後も長く働いてくれそうと期待できます
例文2:小児科外来→小児科病棟
小児科外来と子育ての両輪を活かして、得意な診療科で転職を目指す志望動機です
小児科外来で4年間勤務してまいりました。自身の子育ての経験を活かしつつ、子どもたちの成長に寄り添う大切さや、受診中の子どもの不安を和らげる看護を心がけてきました。
貴院は地域の小児救急病院として急性期から慢性期まで幅広く対応しており、私の経験を最大限に活かせる職場だと考えました。
病棟の小児看護は初めてですが、これまでの経験を活かし、子どもの不安を取り除ける関わりができればと考えております。また、外来と入院の連携を強化し、小児医療のさらなる発展に携わりたいと考えております。
(237字)
小児看護へ強い思いが伝わり、豊富な経験は即戦力としても期待してもらます
私も小児科病棟の経験がありますが、特殊ナース診療科だけに即戦力はかなり重宝されます
例文3:消化器内科(検査病棟)→健診センター(内視鏡)
子育てナースということを全く触れずに書いた志望動機です
私は7年間、消化器内科の検査病棟で看護師として勤務し、高度な医療技術と患者さんへの心理的サポートの両立の重要性を学びました。特に、検査前後の心的ケアに力を入れており、上司からも「〇〇さんの患者さんはいつも安心して検査を受けられている」と評価してもらうことも度々ありました。
貴院は最新の内視鏡技術と患者に寄り添う医療で高く評価されており、これまでの経験を活かしつつ、看護師としてのスキルアップもできると確信して志望いたしました。
予防医療が推進される中で、内視鏡検査の看護を通して、患者様の健康を維持していきたいと考えております。
(213字)
あえて子育て中ということに触れず、看護経験で勝負する志望動機です
これまでの経験を使った最もメジャーな志望動機の書き方です
コピペOK!子育てナースの転職に使える志望動機テンプレート
子育てナースの転職に使える志望動機テンプレートは、以下の通りです
私は(①)で勤務してまいりました。そこで、(②)を学び、多くの経験を積んでまいりました。
貴院を志望した理由は、(③)です。また、(④)点にも強く惹かれました。
これまでの経験を活かし、貴院で(⑤)の看護をしていきたいと考えております。
各番号には
- ① 診療科や病棟など
- ② 経験やエピソード
- ③ 志望理由(志望先の特色や魅力)
- ④ 志望理由の追加や補足
- ⑤ 転職後の姿
実際にこのテンプレートを使って書いてみた例文がこちら
私は看護師として10年間、小児病棟で勤務してまいりました。子どもたちの治療に携わる中で、成長に合わせた丁寧なケアと家族への心理的支援の重要性を学び、多くの経験を積んでまいりました。
貴院を志望した理由は、24時間対応の小児救急外来を備え、地域の子育て支援の中核を担う医療機関として高い評価を得ていることです。また、看護師の継続教育に力を入れている点にも強く惹かれました。
これまでの経験を活かし、急性期から慢性期まで様々な状況の子どもたちとその家族に寄り添った看護を提供したいと考えております。さらに、プリパレーションの技術を活かし、子どもたちの不安を和らげる看護の実践にも貢献してまいりたいと存じます。
(300字)
志望動機が思いつかない時の3つの対処法
志望動機に書くことが思いつかない…
この原因は「必要な情報を集めれていない」です
対策は
- 自己分析をする
- 志望先の情報を増やす
- あなたを客観的に見てもらう
対処法1:自己分析をする
自分の強みやアピールポイントに気づけていない可能性があります
そんな時はもう一度自己分析をしてみましょう
具体的な方法は「看護師に自己分析が必須な理由|3つの質問に答えるだけで転職成功率UP」で解説しています
対処法2:志望先の情報を増やす
自分の強みやアピールばかりで、志望先の特色や魅力について触れていないかもしれません
そんな時は「なぜその病院に転職したいと感じたのか?」を思い出しましょう
例えば
- 実際に働いている人から、子育てしやすい職場と聞いたから
- これまでの経験が活きるため、転職後の負担が少ないから
数ある病院の中からあなたが転職したいと思った理由は
きっと志望動機に加えるべき志望理由です
対処法3:あなたを客観的に見てもらう
最後は、あなたを客観的に見てもらうことです
パートナーや職場の同僚、知人や転職エージェントのアドバイザーなどが挙げられます
詳しい内容は本記事の「子育てナース必見!志望動機は6つのポイントを意識するだけで良くなる」に書いています
履歴書が完成!次に不安なのが面接…志望動機をうまく伝えるコツを伝授
やっとの思いで履歴書を完成して、気を抜けるのも束の間です
履歴書が良くても面接で自己アピールできなければ採用は遠のきます
転職をしたい看護師の多くは面接がネックで転職を諦めます
面接対策ができれば、内定が一気に近づきます!
子育てナースの面接対策については、こちらの記事で解説しています
面接で聞かれる質問は決まっている|子育てナースが考えておくべき質問21選と回答例
まとめ:あなたの強みや魅力が伝わる志望動機書こう!
今回は「子育てナースの志望動機の書き方」について詳しく解説しました
志望動機を一から考えるのは大変です
テンプレートや例文を使うことで、クオリティの高い志望動機が短時間で書けます
そして、志望動機は書き終えたら終わり!ではありません
パートナーや職場の同僚など身近かな人に見てもライましょう
身近な人に見てもらうのが恥ずかしいなら、看護師転職エージェントがオススメです
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詳しい内容は、こちらの記事にて解説しています