看護師と子育ての両立が難しい7つの理由|子どもと過ごす時間がほしい子育てナース必見
こんにちは、トラカン先生です!
今回は「なぜ看護師をしながら子育てが難しいのか?」についてまとめました!
早速ですが
ナース夫婦で子育てをしていると、こんな悩みが出てきませんか?
夜勤がかぶってしまった…誰が子どもを見とくの…
休日も研修や研究で出勤して、家族で過ごすす時間なんてない
実際、ナース夫婦で子育てをしていると、どうにもできないことが多々あります
今回は、その理由について深掘りしつつ、具体的な解決策までお伝えできればと思います
こんな悩みを解決するために、本記事を書きました
- ナース夫婦が仕事と子育てを両立できない7つの理由
- 仕事と子育ての両立に向けた効果的な取り組み
- 仕事と子育ての両立に限界を感じたエピソード【解決策あり】
ナース夫婦でも子どもと過ごす時間を増やせ子育てしやすい生活を目指せるため
ぜひ最後までご覧ください!
結論、ナース夫婦でも仕事と子育ての両立はできる!
参考:ナース専科/看護師の家庭と仕事の両立は永遠の課題?両立できない原因とは…
結論から言うと、ナース夫婦でも、仕事と子育ての両立は十分可能です
図解からもわかる通り、現状に「満足」「まあまあ」の人が全体の「54,2%」と半数以上を占めています
ここで大切なのは、残り半数の人がどうして不満を抱えているか明らかにすることです
まずは、仕事と子育ての両立が難しい理由について見ていきましょう!
【悩み】ナース夫婦が仕事と子育て両立が難しい7つの理由
ナース夫婦が仕事と子育てを両立するのが難しい理由は、以下の7つです
- 不規則勤務で子どもとの時間が作りにくい
- 残業が長いため子どもが起きている時間に帰れない
- 休日も研修や研究などで多忙
- ストレスの多い職場だけに休日は自身の心身のケアだけで精一杯
- 病院・保育園・自宅の動線がむちゃくちゃ
- そもそも子育てに向いていない職場で働いている
- ナース夫婦である以上、仕事と子育てとの両立は難しいと諦めている
該当するものがあれば、工夫次第で改善できます
理由1:不規則勤務で子どもとの時間が作りにくい
夜勤や早出などの不規則勤務で、子どもと同じリズムで生活できません
「帰宅したら子ども寝ている」「子どもが寝ているうちに出勤」という生活から
子育ての時間を確保できないと悩む人も少なくありません
ナース夫婦なら夜勤がかぶることもあり、子どもを見る人がいない問題に直面することも…
夫婦ともに常勤ナースの人もいますが、それは両親をはじめとした周囲の協力がある前提です
家族全員で過ごせる時間にも限りがあります
理由2:残業が長いため子どもが起きている時間に帰れない
看護業界では、残業ありきの風潮も…(←職場にもよりますが)
- 残業ありきの業務量
- 先輩が仕事を終えるまで帰れない
- 忙しすぎて同僚に仕事を任せて帰れない
- イレギュラーなイベントが多く、スケジュール通りに仕事ができない
特に中堅より下は、先輩よりも早く帰ることを堅く禁じられています
自分の仕事が終わったら「何か手伝えることはありますか?」と先輩に声をかけ
割と重たい残務を振られたら、残業確定です
子どもの迎える時間は18時半…(延長保育料、高ッ!)
最悪、迎えはパートナーに任せ、帰宅は子どもが寝た後ということも珍しくありません
理由3:休日も研修や研究などで多忙
ナースの仕事は休日にも及びます
- 看護研究
- 院内外の研修会への参加
- 病棟会やプリセプターの指導
不規則勤務がゆえに、集合するタイミングによっては休日出勤を強いられます
楽しみにしていた子どもとの休日でさえ、急遽勤務変更となることも…
まったくもって気の休まる時がありません
私の先輩は看護研究の集まりには、いつも子どもを連れてきていました
「この生活がいつまで続くんだ…」とうんざりしている人も多いのではないでしょうか?
理由4:休日は自身の心身のケアだけで精一杯
待ちにまった休日!
子どもと過ごす特別な日にしたいと意気込んでも、日々の忙そがしさで疲労はピーク
結局、自分の心身のケアだけで精一杯です
ちょっちだけとソファーに横になったら最後、気づいたら夕方なんてことは日常茶飯事です
子どもと過ごせず後悔しつつも、夕食や次の日の準備などやることが山積みで、落ち込む暇はありません
命に関わる仕事は常に強いストレスにされされており、想像以上に心身が疲きっています
理由5:病院・保育園・自宅の動線がむちゃくちゃ
病院・保育園・自宅の動線がぐちゃぐちゃなのも理由の一つです
私も上・下の子で違う保育園に通わせた時期がありました
距離も遠く、方向も真逆、その上夫婦互いの職場も全て離れた場所にある…
送迎だけで1時間以上かかるため、職場に着く頃には体力の半分を消耗している感じです
待機児童が多い市区町村では「保育園に入れない」「入れても希望の場所とは違う」こともあります
兄弟で違う保育園になれば、子どもの送迎と仕事の両立だけでも大変!
理由6:そもそも子育てに向いていない職場で働いている
そもそも子育てに向いていない職場で働いているかもしれません
こんな職場なら要注意です!
- 希望休が通らない
- 上司が子育てへ理解がない
- 忙しすぎて帰れる雰囲気ではない
- 休日にサービス出勤を強いってくる
- 雇用形態の変更を申し出ても相手にされない
私の知人は、未婚の師長に夜勤免除の相談したところ「子育てを理由に楽しないで!」と言われていました
極端な例ですが、上司の育児経験のあるなしで、子育てのしやすさは変わると思います
理由7:ナース夫婦である以上、仕事と子育てとの両立は難しいと諦めている
ナース夫婦の中には、仕事と子育てを両立は無理と諦めている人も多いです
退職やキャリアを諦めて、子育てに専念するパターンもあります
一方で、辛い実習や新人時代を経て、ちょっとずつ楽しくなる時期に辞めるのはもったいない!
私も色々ありましたが、10年目を迎えて続けてて良かったなと思います
ナース夫婦が仕事と子育てを両立するための9つの工夫|効果実証済み
看護師と子育ての両立が難しいのは事実です
それなら、両立はできないと諦めた方が良いでしょうか?
答えは、NOです!
ナース夫婦であってもちょっとした工夫を取り入れるだけで
劇的に仕事と子育ての両立がしやすくなります
具体的な工夫については「看護師と子育ては両立できる!ナース夫婦がすべき効果実証済みの工夫10選」で解説しています
仕事と子育ての両立に限界を感じたエピソード
家族状況は、以下の通りです
- パパ・ママ(常勤ナース)
- 子ども:4歳と2歳
- 姉妹で違う保育園に通園中(希望叶わず)
子どもが持ち帰ったインフルエンザとマイコプラズマ肺炎を夫婦でシェアした時は、仕事と子育ての両立に限界を感じました
自分が治ってもパートナーの看病、ワンオペで家庭を回すのは大変でしたね…
もう少し具体的に教えてください
2箇所の保育園に送迎をして、激務をこなしながら、帰宅後はパートナーの看病と家事・育児
夜中は咳が続くので心配で寝れず、心休まることなく次の日を迎えました
妻は夜勤も変わってもらえず、夜勤中はダウンしている私と子どもでお留守番でした
それはしんどいですし、限界を感じるのも無理ありませんね
お互いに不規則勤務かつ激務の職場だったので、免疫力も落ちていたんでしょうね!
特に入園して初めの1年はずっとこんな感じの生活をしてたよね
改善するために何かしたことはありますか?
はい、お互いに夜勤のない部署に異動させてもらいました
それに時短家電を入れて、パートナーが寝込んでいても家事は回るようにしました
これだけでも十分すぎるくらい楽になったよね
すごく参考になりました!
ちなみに私も時短家電を検討中なので、どんなものを買ったか教えてください!
私たちが買ったのは、自動掃除機と洗濯機です(リンクは↓)
高い買い物ですが、家事をしなくて済む分、子どもと過ごす時間も確保できて大満足です
まとめ:仕事と子育ての両立ができない理由を探り、具体的な対策を考えよう!
今回の記事では「ナース夫婦が仕事と子育てを両立できない理由」についてまとめました
- 不規則勤務で子どもとの時間が作りにくい
- 残業が長いため子どもが起きている時間に帰れない
- 休日も研修や研究などで多忙
- ストレスの多い職場だけに休日は自身の心身のケアだけで精一杯
- 病院・保育園・自宅の動線がむちゃくちゃ
- そもそも子育てに向いていない職場で働いている
- ナース夫婦である以上、仕事と子育てとの両立は難しいと諦めている
これらの理由を知るだけでは、何も変わりません
重要なのは、解決策を試して両立しやすい生活ひ近づくことです
具体的な方法については、こちらの記事で解説しているので、必ず読んでください!