世帯年収は1,000万円超え?看護師夫婦の年収事情と知らぬ間にハマる落とし穴


こんにちは!トラカンです!
今回は「看護師夫婦の世帯年収」についてまとめました!
この記事の結論は、看護師夫婦なら世帯年収は1,000万円を超えます

確かに周りよりは給料は高い気がするけど、夫婦合わせてに1,000万円はいってないないような…

現実離れした数字ですよね
ただ、世帯年収1,000万円超えの看護師夫婦がいるもの事実です
そこでこの記事では、看護師夫婦かつ世帯年収が1,000万円はない人向けに、以下のの内容を解説します
- 看護師夫婦の世帯年収1,000万円越えの根拠
- 【お金が減る原因】看護師夫婦がハマる3つの落とし穴
- 子育て中の看護師夫婦でもできる世帯年収の上げ方
世帯年収1,000万円以上なら、子どもが2〜3人居ても余裕のある生活が送れます
子育て中の看護師夫婦でも年収を上げる具体的な方法も解説するため、ぜひ最後までお読みください!
看護師夫婦の世帯平均年収は「約1,020万円」
厚生労働省によると、看護師の平均年収は1人当たり約510万円(41,9歳)です
つまり、 夫婦合わせて約1,020万円です!

そんなに給料が高い感じはないけど…

それはアライグマさん夫婦はまだ30代だからですね
厚生労働省のデータは、41,9歳時点での平均年収なんですよ

納得です!
それに、看護師は夜勤や残業などがあり、手当で給料が高くなっているパターンもあります
つまり、手当で見かけ上の給料が高いだけです!

看護師の人は全員共感してもらえる内容だと思います
看護師の多くは、業務や時間に見合った給料をもらえてないと不満を持っています
それに夫婦で世帯年収1,000万円を超えても、税金が引かれると手元に残るのは750万円程度です
そこから生活費・養育費・住宅ローンなどを支払うと、自由に使えるお金は意外と少ないですよね

それなら世帯年収1,000万円超えても、余裕のある生活はできませんね
諦めるのは早いです
余裕のある生活になるために、2つの視点をもつことが大切です
- 看護師夫婦のお金が減る原因
- 看護師夫婦の平均年収の上げ方
では、詳しく見ていきましょう!
【お金が減る原因】世帯年収の高い看護師夫婦がハマる3つの落とし穴
看護師夫婦の世帯年収が減る原因は、以下の3つです
- 夜勤がないと収入が大幅にダウン…
- 体が資本の仕事ということを忘れがち
- 給料・ボーナス日に散財してしまう
落とし穴1:夜勤がないと収入が大幅にダウン…
看護師の給料が高い理由として、 夜勤手当があげられます
年間の夜勤手当は、以下の通りです
2交代 | 3交代 | |
---|---|---|
1回の夜勤手当 | 1〜1,5万円 | 5,000〜7,000円 |
1ヶ月の夜勤回数 | 4〜6回 | 7〜8回 |
1ヶ月の夜勤手当の合計 | 4〜9万円 | 3,5〜5,6万円 |
年間夜勤手当の合計 | 48〜108万円 | 42〜67,2万円 |
夜勤なしの平均年収 | 402〜462万円 | 442,8〜468万円 |
看護師の給料において夜勤手当の占めるウエイトは大きいことがわかります
落とし穴2:体が資本の仕事ということを忘れがち
看護師は肉体労働であり、体が資本です
長時間ストレスや緊張に晒されながら、頭をフル回転させながら力仕事もこなします

夜勤や残業、休日出勤をしながら家事育児もこなす強者ばかり
そして、自己犠牲の上に仕事をしている人も珍しくありません
気づけば身も心もがボロボロになり、働けなくなり、給料がなくなります
落とし穴3:給料・ボーナス日に散財してしまう
子育てしていると、自由に使うお金はありません
一方で、給料・ボーナス日は財布のヒモが緩くなり、不要な買い物をした人もいるのではないでしょうか?

普段我慢している反発が…
普段はほしいとも思わない高い化粧品を買ったり、試着した服を衝動外したりしますよね
それに、ス散財は手っ取り早くできるストレス発散でもあります
だからこそ、給料日やボーナス月は注意が必要です!
【平均年収の上げ方】子育て中の看護師夫婦でもできる方法4選
子育てと仕事の両立だけで多忙な看護師夫婦でも年収を上げられます
- 危険手当のある部署に異動する
- 夜勤専従をする
- 資格を取る
- 平均年収の高い職場へ転職をする
身をもって体験した内容かつ簡単な方法に厳選してお伝えします
方法1:危険手当のある部署に異動する
放射線科やOP室・精神科に異動希望を出しましょう
危険手当がつくため、他の配属先と比べて給料が高い傾向にあります(※)
例えば、放射線や血液暴露、患者からの暴行などのリスクが考えられます
ただし、OP室だけは例外です
夜勤手当がないため、他の配属先との比較をしておいた方が良いでしょう

配属先以外にも年収を上げる方法はありますか?

それなら2交代の部署へ異動する方法もあります
3交代よりも1回あたりの夜勤手当が5,000円〜10,000円ほど上がります
※参考:看護師求人ガイド
方法2:夜勤専従をする
夜勤専従なら手っ取り早く年収を上げられます
看護師の平均年収が510万円に対して、夜勤専従看護師は「569〜619万円」です

勤務日数が減り、まとまった休みも取れるため、子育てに優しい勤務でもあります
夜勤専従について詳しく知りたい人は、子育てナースは夜勤専従に向いている!意外な理由と後悔しない転職方法も参考にしてください
方法3:資格を取る
資格手当で平均年収も上げる方法もあります
例えば
- 専門看護師
- 認定看護師
日本看護協会によると、専門・認定看護師の資格手当は以下の通りです
毎月時の手当 | 賞与時の手当 | 資格取得時 | |
専門看護師 | 11,279円 | 14,000円 | 517,000円 |
認定看護師 | 8,530円 | 54,059円 | 238,12円 |
ただし、勤務先によって金額は違ったり、手当自体がなかったりすることもあります
ちなみに手当のある職場は全体の34,1%と低く、まだまだ資格手当が普及していません
参考:日本看護協会/「2022年度 専門看護師・認定看護師に対する評価・処遇に関する調査」報告書 P26〜27
方法4:平均年収の高い職場へ転職をする
最も簡単に平均年収を上げる方法は転職です
転職なら今よりも平均年収の高い職場を狙って異動できるからです
また、キャリアアップ制度が充実していると、年収の伸び代があります
転職自体は面倒ですが、短期間で大幅な年収UP期待できるためコスパ最強です

でも転職なんてしたことないし、育児をしながらなんて無理だよ

子育てと並行して転職はできます
なぜなら私も2人の子どもを育てながら転職したからです
ただし、転職の負担を最小限にするために短期決戦であることが条件です
オススメの方法は、看護師転職エージェントを利用して転職することです
詳しい内容は、子育て中の看護師でも簡単に転職できる!4つの理由と転職成功のコツまとめで解説しています
看護師夫婦ならではのメリット・デメリット
世帯年収の高い看護師夫婦ですが、メリット・デメリットがそれぞれあります
- 子どもが病気時、適切な対処ができる
- 保育園に入りやすい
- 急な呼び出しにも柔軟な対応ができる
- 子どもの行事ごとに夫婦で参加しやすい
- 良き理解者になる
- 家族の健康状態を気にかけ合える
- 経済的に安定した生活が送れる
- リスク分散ができる
- 気づいたら子どもそっちのけで仕事の話ばかり
- まともに会えない月もある
メリットは活かし、デメリットは対策できるので、ぜひご覧ください!
詳しくは、実は看護師は子育てに最適?ナース夫婦ならではのメリット・デメリットと活かし方で解説しています
看護師夫婦が仕事と子育てを両立しやすくする工夫10選
仕事と子育ての両立は大変です
かといって部署異動や転職をする元気はありません
そんな人は、簡単にできる以下の工夫を試してください
- 院内保育園や託児所を利用する
- 育児短時間勤務制度を活用する
- いざという時に頼れる人・場所を確保しておく
- 家事・育児を分業制にする
- ナース夫婦の同僚に相談する
- お互いに自分だけの時間を作る
- 完璧を求めすぎない
- 時短家電を活用する
- ファミリー・サポート・センター事業を活用する
- 最終手段|子育てに理解ある職場を探す
ちょっとした工夫で格段に仕事と子育ての両立がしやすくしたい人は、看護師と子育ては両立できる!ナース夫婦がすべき効果実証済みの工夫10選で解説しています
子育て中の看護師夫婦のリアルな悩み8選
最初に、この章は息抜きの見出しです
ここまでかなりのボリュームだったにも関わらず読んでもらい、ありがとうございます

突然ですが、皆さんは看護師夫婦だからこその悩みを感じたことはありませんか?
私はめちゃくちゃあります
そんな看護師夫婦だからこその悩みを皆さんと共有できたら嬉しいです
- 不規則勤務で子どもと関わった記憶がない
- 先輩ナースを見ていても、正社員と子育ての両立は難しいと感じる
- 子育てに専念するため退職したら、生活が困窮しそうで怖い
- キャリアと子育ての両方を望むのは欲張り過ぎ?と悩む
- 休日も研修や研究で出勤|家族の時間って存在するの?
- お迎えはいつも18時過ぎ「待たせてごめんねー」が口癖
- 仕事では食事指導、家では手抜き料理|手の込んだ料理なんて無理
- 第1子でこんなに大変なのに第2子ができたら…と不安でいっぱい
読み流しでOK、共感必須の記事、ナース夫婦の子育てに関するリアルな悩み8選【※大きな声を出せるところで読んでねw】もぜひご覧ください!
まとめ:手取り早く年収をあげるなら転職一択
今回は「看護師夫婦の世帯年収」について解説しました
看護師夫婦の世帯年収は「約1,020万円」でした(41,9歳)
ただし、すべての看護師夫婦の世帯年収が1,000万円を超えているわければありません
そこで子育て中の人でもできる平均年収を上げる方法は、以下の4つです
- 危険手当のある部署に異動する
- 夜勤専従をする
- 資格を取る
- 平均年収の高い職場へ転職をする
1番手っ取り早く平均年収を上げるなら転職一択です
転職なら今よりも平均年収の高い職場を狙って異動できるからです
子育て中で忙しいなら看護師転職エージェントを利用するのがオススメです
理由は、以下のサポートをすべて無料で受けられるからです
- 求人探し
- 書類作成(履歴書、職務経歴書)
- 面接
- 当日の身だしなみの確認
- 希望先との条件交渉や職場見学・面接日の日程調整
- 内定・転職後のサポート
転職活動の負担を減らし、短期決戦で転職したい人は、ぜひこちらの記事も読んでください
