「PTAはできればしたくない…」は違う!実は子育てナースだからこそすべき理由を解説


こんにちは!トラカンです!
今回は「小学校のPTA役員」についてまとめました!

めんどうくさい…
ただでさえ小1は大変なのに これ以上ふたんを増やしたくない

わかります
私もPTA役員を経験した先輩に話を聞くまでは同じ思いでした
しかし、実際は子育てナースだからこそPTAに参加すべきと感じました
その理由も含めて、本記事では以下の内容を解説します
- 小学校のPTAの基礎知識
- 子育てナースがPTAになるメリ・デメ
- PTAを経験した子育てナースの体験談
小学校によっては、子ども1人につき1回は役員をしなければならないルールがあります

どうせやるなら、こっちから利用するくらいの気持ちでOKです
本記事は、すでにPTA役員をした先輩ナース5名のインタビューをもとに作成しています
他の記事よりもリアルで具体的な声を集めているので、ぜひ最後まで読んでください
小学校入学の年に備えてPTAに関する知識を少しずつつけていきましょう
トラカン先生のPTAへの疑問と思い|時代にあった活動をしてる?
10〜20年前は夫が働き、妻が専業主婦という家庭が多くありました
しかし今は、物価高の影響で共働き家庭が増えています
母子家庭や父子家庭、核家族も増えたこと
PTAへの積極的な参加が難しいという声も多く聞かれます
看護師は不規則勤務や急な勤務交代、長時間の残業もあり、帰宅する頃にはヘトヘトです

せっかくの休みも、子どものことで手いっぱい…
ここにPTAまで加わると、家が回らなくなるのが目に見えています
だからこそ、時代に合わせてPTAの活動方法も見直していく必要があるのではと感じます
学校によっては、熱量の高いPTAもあります
そういった場で、すべての活動に参加できるかと聞かれると正直不安です
とはいえ、そこまでPTAに悪い印象があるわけではありません
- 親同士のつながりができる
- 子どもの活動を近くで感じられる
だから、もしPTA役員になったらできる限り前向きに関わっていきたいと考えています
小学校のPTAとは?
余談が長くなりましたが、ここからは本題です
PTAとは、Parent(保護者)・Teacher(教員)・Association(協会)の略称です
子どもが学校を通して健康かつ成長していけるよう、保護者と教員が協力して行う活動になります
まずは、PTAについて以下の3つを押さえておきましょう
- PTAの役職と暗黙のルール
- PTAの活動内容
- コロナ以降のPTA活動の変化
PTAの役職と暗黙のルール
PTAは子ども1人あたり1回は役職につかなければいけないというルールがあります

学校の方針にもよりますが…
その上で、PTAの役職とその内容について見ていきましょう
役職名 | 主な仕事内容 |
---|---|
PTA会長 | PTAの最高責任者として、PTA全体の運営を統括 PTA総会や運営委員会の議長を務め、学校や地域との窓口となり、協議や交渉を行う |
PTA副会長 | 会長のサポートを行い、会長不在時には代行を務める 他の役員や委員との連絡調整を行い、PTA活動の円滑な運営に努める |
書記 | PTAの会議や活動の記録、文書作成、資料管理などの事務作業を担当 議事録の作成や文書の発送などを行う |
会計 | PTAの会計業務全般を担い 会費の徴収・管理、支出の管理、予算案の作成、会計報告などを行う |
会計監査 | PTAの会計業務を監査し、適正な会計処理が行われていることを確認 監査結果をPTAの役員総会で報告する |
学年・学級員 | 各学級や学年の保護者代表として、学級活動や子どもたちの生活に関する活動をサポート 担任の先生と協力して活動する |
広報委員 | PTA広報誌の作成を担当 企画から取材、撮影、編集、発行までの一連の業務を行い、PTA活動の情報を保護者や地域に伝える |
卒業対策委員 | 卒業式や卒業後の進路に関する準備を担当 卒業アルバムの制作や卒業記念品の選定、備品の準備などを行う |
選考・推薦委員 | 次期PTA役員や委員の選考・推薦を行う 候補者の選出や選考結果の報告などを担当する |
ベルマーク委員 | ベルマーク商品の回収・集計を行い、その収益をPTA活動に役立てる 収益の使い道について提案することもある |
地区委員(校外委員) | 地域と連携したPTA活動の企画・運営を行う 通学路の安全確認や登校班のとりまとめ、地域行事への参加などを担当する |
保健体育委員 | 子どもたちの健康に関する問題について、学校と協力して活動 健康に関する講演会やイベントの企画・運営、校内環境の衛生管理などを行う |
整備・美化委員 | 学校の環境整備や美化活動を担当 清掃活動や施設の整備などを行い、学校環境の向上に努める |
PTAの活動内容
PTAは以下のイベントで活動します
- 夏祭り
- 学年活動
- クリーン活動
- バザー
- 廃品回収
- 書き損じはがきの回収
- 模擬店、ベルマーク集め など
学校により活動する行事は多少違います
コロナ以降のPTA活動の変化
PTAの活動が大きく変わってきています
コロナ禍で学校行事が激減した時期、PTAの活動も同じように縮小されました
その結果、これまでの当たり前を見直すきっかけになり、今も「削れる部分はそのまま削る」という選択をする学校が増えました
例えば
- 欠席連絡アプリやオンラインフォームの導入
- プリントの配布もデジタル化
これらにより無駄な連絡や印刷物の準備などがなくなりました
中には、PTAそのものを廃止した学校も出てきています

正直、「それで困らないなら、無理に続けなくてもいいよね」と思えるのが本音です
あの未曾有のコロナ禍があったからこそ、今までのやり方を冷静に見直すことができたのかもしれません

働きながら子育てする私たちにとって、こうした変化は本当に助かります
子育てナースが小学校のPTAになる3つのメリット
子育てナースが小学校のPTAになるメリットは、以下の3つです
- 親同士の繋がりができる
- 小学校の情報が入りやすくなる
- 子どもの校内での活動を直に感じられる
メリット1:親同士の繋がりができる
特に第一子の時は、成長のこと、勉強のこと、学校行事などわからないことだらけなので、不安でいっぱいです
同じ団地や登校班、近所に同級生のママ友がいないと相談相手もおらず、より一層不安が強くなります
一方でPTAに参加すると
- 保護者同士のつながりをきっかけに子ども同士も仲良くなる
- 困ったときに助けを求めやすくなる
顔見知りの保護者が増えるため、学校生活について相談相手ができます

初めての場所で知人がいると安心するのと同じですね
子どもの学校生活をサポートするには、同じ立場の保護者とのネットワークが大きな力になります
メリット2:小学校の情報が入りやすくなる

PTAに参加すれば、学校内の「非公式な情報」が入りやすくなります
例えば、先生の人柄や指導スタイル、学年内での雰囲気など、ネットやお便りには載らない空気感などがあげられます
また、他の保護者との会話から、「あの先生はこういう対応が得意」「この時期にこういうイベントがある」など先回りした準備が可能になりますよ
揉め事を回避しやすくなるため、リスク回避の観点からもPTAへの参加には大きな意味があるでしょう
シフト制の看護師にとって、事前情報を得られることで限られた時間を効率的に使えます
メリット3:子どもの校内での活動を直に感じられる
PTAに参加すると、子どもが学校でどんなふうに過ごしているのかを直接見れます

親としての安心感につながる大切な機会です
というのも。、小学校に入ると保育園のように先生と話す機会が減り、子どもの様子が見えにくくなります
一方でPTAで学校に行くと教室での姿や友だちとの関わりが自然と目に入るんです
そのため、以下のような姿も見れます
- 掃除をがんばっている姿
- 友だちと楽しそうに話す姿 など
家では見せない学校の顔を見れると、安心と喜びになるでしょう
子育てナースが小学校のPTAになる3つのデメリット
子育てナースが小学校のPTAになるデメリットは、以下の3つです
- 活動が盛んだとすべて参加は難しい…
- 仕事と子育て+PTAなので負担増…
- 丸1日休みや子どもの習い事にあてる日がなくなる…
デメリット1:活動が盛んだとすべて参加は難しい…
盛んに活動しているPTAだと参加依頼が頻繁に届くため、正直大変です
会議や行事準備、当日の運営など、月に何度も予定が入ることも少なくありません
特に夜勤やシフト制のある私たち子育てナースにとっては、すべてに参加するのは現実的に難しいですよね
例えば、平日昼間の打ち合わせや突然の予定変更には対応しきれません
そんな時、気まずさや罪悪感を感じるのはよくある話です…
そんな時は以下のことを意識的にしてみると良いでしょう
- 最初に自分のシフト状況を伝えておく
- 参加できる曜日や時間帯を明確にする
- 代わりにできることを提案する

私も上の子が小学生になる来年は、できる範囲で参加していこうと思っています
デメリット2:仕事と子育て+PTAなので負担増…
PTA役員を引き受けると、子育てと仕事に加えてさらに負担が増えるのが現実です
というのも、PTA活動には平日の会議や行事準備が多く、勤務調整や家事育児とのやりくりが必要だからです
例えば、どうしても休み希望が難しい日なら、夜勤明けで眠い目をこすりながら参加せざるを得ないことも出てくるでしょう

下の兄弟がいるなら、会議と保育園の送迎時間と重なりそう…
デメリット3:丸1日休みや子どもの習い事にあてる日がなくなる…
PTA役員をすると、「丸1日オフ」の日が取りづらくなります
なぜなら、土日や祝日に行事や準備が入りやすく、有給まで使い参加せざるを得ないことがあるからです

看護師って土日出勤や夜勤など不規則な勤務が多く、なかなかスケジュール調整が難しい仕事ですもんね…
仕方なく有給を申請してPTA会議に出席し、本来なら別の用途に使いたかった休日が消える、といった具体です
子どもの習い事の送迎や家族とのお出かけに使いたかった大切な時間が、PTAのために失われてしまう可能性も…
こんなPTAは注意!地雷を踏む前に回避しよう
PTA役員が「めんどくさい」「やりたくない」と思われる要因の一つに
活動が強制されることがあげられます
最初の保護者会で誰も立候補せず、長い沈黙の末、クジやジャンケンで決めます
役員になった人は「最悪…」という気持ちを抑えつつ挨拶をし
回避できた人はホッとした気持ちで笑顔が溢れる様子が目に浮かびます
そこで、これからPTAを決める新一年生の親御さん向けに
注意すべき3つのPTAの特徴についてお伝えします

こんなPTAの役員にはならない方がいいよという内容です
- 毎年、推薦で役員を決める
- 免除申請に公的書類の提出を求める
- 目的が親の活動のためになっている
毎年、推薦で役員を決める
推薦者を1人選ぶよう強制される仕組みは、正直ストレスです
選んでいない場合は自分を推薦したとみなされる厳しいルール…

入学したてで他の保護者のことをよく知らないしよ
それで推薦しろって無茶な注文だよ…
仮に、推薦者を選んだとしても後味の悪いです

推薦制度はやめにして、平等にあみだクジやジャンケンで決めてほしいですね
立候補があれば、その人を優先的に役員にさせてもらい、気持ちの良い役員決めがしたいものです
免除申請に公的書類の提出を求める
そもそもPTA役員を免除してもらうために公的書類を提出する義務はありません
一方で「仕事を理由にするなら就労証明書」「家族の介護が理由なら医師の診断書」などの提出を求めるPTAもあります
PTAは任意の活動であり、できない理由や免除に正当な理由を説明する必要はありません
目的が親の活動のためになっている
本来は子どもが学校生活を楽しめるためのバックアップとしてPTAは活動すべきものです
しかし、いつの間にか小学生の子どもがいるから仕方なしにPTAをしなければいけない雰囲気になっています

つまり、面倒なPTAをなんとか乗り切るための親個人の活動になっています
「あの人はしっかりしてくれる」「この人はあまり仕事をしない」などのちょっとした原因からギクシャクすることも…
結果として大きな揉め事になったり、その後の小学校での関係性(親子ともに)にも悪影響を及ぼす結果になります

子どものための活動なのに、親同士の関係が悪化するのは本末転倒ですよね
欠席する際は代理を立てなければいけない
PTAによっては欠席時に代理を立てるルールがあり、子育てナースにとって大きな負担になります
急な勤務変更や夜勤明けで参加が難しい状況でも、自分で代わりを探さなければなりません
結局、体調不良の子どもを連れて出席した…という声も聞きます

そんなルールがあるから、役員をしたくないと人が増えるんですね
柔軟性のない仕組みは、シフト勤務の家庭には厳しすぎです
小学校のPTAで上手く立ち振る舞う2つの方法
以下の2つを意識するだけで、小学校のPTAで上手く立ち振る舞えます
- 業務連絡に一言だけ労いの言葉を添える
- 「任せる」と「請け負う」はセットで
方法1:業務連絡に一言だけ労いの言葉を添える
連絡ひとつとっても、労いの一言があるだけで受け取り方はまるで違います
忙しい中でやりとりされる業務連絡は、つい事務的になりがちです
しかし、相手も時間や労力を割いて動いてくれている事実は変わりません
そこで、冒頭に以下の一言を加えるだけで、かなり好印象になります
- いつもお忙しい中、本当にありがとうございます
- 大変な役を引き受けてくださり、感謝しています
こんなひとことがあるだけで、頑張りを見てくれていると感じられます

もう少し頑張ってみようかなという前向きな気持ちになれますよね
方法2:「任せる」と「請け負う」はセットで
できない仕事をお願いする代わりに、自分ができることを引き受けましょう
仕事の都合などで引き受けられない業務が出るのは、仕方ありません
しかし、一方的に仕事を振ってしまうと、相手に不公平感が生まれやすくなります

いつも仕事を振るばかりで、結局何もしてくれないな、あの人…
そんなイメージを持たれると、今後も一緒に活動する役員同士ギクシャクした関係になってしまします
そこで、何かお願いする時は、以下のような一言を添えてみてください
- 〇〇の仕事をお願いする代わりに △△の担当は私がやります
- どうしてもこの日は難しいので、別の部分で協力させてください
「任せる」と「請け負う」をセットで提案する感じです

こちらのことも考えてくれているんだな!って思えます

PTAの活動は1年間続くからこそ 良い関係性がとても大切です
だからこそ、お願いする時は誠実な姿勢と伝えることが大切です
【インタビュー】PTAを経験した子育てナース5つの体験談
この章がPTAを経験した子育てナース5名にインタビューした内容をお届けします
- 体験談1:早めにやっておくべき
- 体験談2:PTA経験者と一緒にすると楽
- 体験談3:結論までがとにかく長い
- 体験談4:夜勤前後でスケジュールを立てていた
- 体験談5:専業主婦とワーママの間で歪み合いが…
興味のあるものだけでも読んでみてください
経験者のリアルな声から、実際にPTAに参加する際の立ち振る舞いにも活かせます
体験談1:早めにやっておくべき

PTAって、やっぱり早めにやっておいた方がいいんでしょうか?

そうですね!
個人的には、小学1年で立候補しておくのがオススメです

その理由も教えてください

まず、学校の流れや行事の内容がよくわかるんです
どの時期に忙しくなるのかとか、その時期に合わせて休みを取れるようにしておかないと!

なるほど、年間スケジュールが立てやすくなりそうですね
先の予定がわかると動きやすいですもんね

それに校内の様子も知れるし、先生との関わりも増えます
ちょっとした雑談から得られる情報って、意外と助かるんですよね

確かに、ママ友からの情報にプラスで得られるのは嬉しいですね

もし立候補制の学校なら仲のいい人と一緒に立候補がオススメです
1人で参加するよりも気持ちも楽ですし

今まで後回しにしようとしてたけど…ちょっと考え直します

早めにやっておくと気持ちにも余裕ができるし、後がほんとに楽になりました
無理のないタイミングで、ぜひチャレンジしてみてくださいね
体験談2:PTA経験者と一緒にすると楽

PTAって、毎年けっこうバタバタするイメージがあるんですが…

たしかに忙しく感じることもありますね
でも、実は年間行事ってある程度決まってるんです
だから、一度経験している人は、初めての人よりも効率的に動けるんですよ

なるほど、経験者がいると助かりそうですね

そうなんです
6年間のうちに、子ども一人あたり1回は役職につくルールを設けている学校が多いので、兄弟がいる人は2〜3回と経験します

えっ、そんなに!?

はい、だからこそ、そういう経験者が一人でもいると本当に心強いんですよ
わからないことをすぐに聞けるし、「これ毎年この時期にやってる行事だよ」なんて教えてもらえると安心できます

実はうちも来年、長男が小学校に入学なんです
長男の入学にあわせて初めてPTAを経験するかもしれないので
今こうして情報を聞けるのはすごく参考になります

同じ立場の人の話が聞けると、ちょっと前向きになれますね

本当にそうですね
不安なことは多いけど、「自分だけじゃない」って思えるだけでも気持ちが違います
体験談3:結論までがとにかく長い

正直、PTAの会議って 時間がもったいないって思っちゃうんですよね…

わかります
私もせっかちな性格で、早く結論を出したくなるタイプなんです
看護師って、日々限られた時間の中で動いてるから、1秒でも無駄にしたくなくて

仕事だったら、サクッと決めて終わりにできますよね

そうなんですよ
だから、PTAでも決められた議題の結論だけ出して、会議終了にしたいって思ってました
でも実際やってみると、PTAの役員の多くは看護師ではありませんし…

そのあたり、難しそうですね!

うん、自分のペースで進めたいけど、それが周りにとっては雑に見えることもあります
一時期、本当にどう立ち回ればいいのか悩んでました

どうやって乗り越えたんですか?

私の場合、「うまく関わりながら、話し合いはきちんとまとめる」っていうスキルを意識しました
要点を早めに整理して、一緒に結論まで導く感じです

なるほどですね

PTAって、ただのボランティアじゃなくて、人との調整力や伝え方も試される場だなって思いました
体験談4:夜勤前後でスケジュールを立てていた

看護師夫婦だと、PTAってやっぱり大変じゃないですか?

はい、うちは夫婦ともに看護師なので、不規則な勤務に加えて残業も多くて…正直、家にいる時間自体がかなり少なかったんです

それだと、PTAの活動に時間を割くのも厳しそうですね

そうなんですよ
しかも、当時は下の子もまだ小さくて…
まる1日PTAのために割くっていうのは難しかったです

どうやってやりくりしてたんですか?

私は夜勤前後のスキマ時間でスケジュールを組むようにしていました
そうすれば、休みを1日潰さなくても参加できるので、大きな負担になりませんでした

それはうまい調整ですね

下の子のPTA役員をしていたときには、実は第三子を妊娠していたんです
その時は、妻がメインで動いて、私が必要なときだけ休暇をとってサポートする形にしました

ご夫婦で協力されてたんですね

はい、各家庭にそれぞれ事情はありますけど、役員同士で話し合いながら上手く調整している印象でしたね

PTAって一人で抱え込まなくてもいいんですね

ほんとにそうです
お互いの状況を伝え合って、無理のない形で関わっていければそれで十分だと思います
体験談5:専業主婦とワーママの間で歪み合いが…

PTAって、いろんな立場の人が関わるからこその難しさもありますよね

はい、実際にちょっとギクシャクしてしまった年もありました
その時は、専業主婦の方が会長や副会長など中心の役職を引き受けてくださって、本当にありがたかったんです

でも働くママとしては、やりにくさもあったんですか?

そうなんです
専業主婦の方は平日の昼間も動きやすい分、相談や話し合いの連絡が昼間に届くことが多くて、私たち働いている側としては、すぐに返信できないことがありました

特に看護師は勤務も不規則ですもんね

そうですね
夜勤明けだったり、急に休日出勤が入ったりすると、直前の連絡にはどうしても対応しにくくて…
それで、相手には不満を感じさせてしまったかもしれません

他のお仕事のママたちも同じ考えでしたか?

はい、平日しか休めないお母さんもいて、「会議の時間調整をしてほしい」って声もあったんです

受け入れてもらいました?

はい、何度かそういうことが続いたことで
専業主婦の役員さんから「仕事を理由に参加しないのは違うと思う」と言われたこともありました

それはつらいですね…

仕事を理由に「休んでる」わけじゃなくて
仕事も子育ても、そしてPTAも、できる範囲で必死にやってたつもりだったので
そう受け取ってもらえなかったのは残念でした

今振り返って、こうしておけば良かったと思うことはありますか?

はい、最初にもっとしっかりと自分の勤務状況やできる範囲を伝えておけばよかったと思います
スケジュールの共有や、ちょっとした説明があるだけで、お互いの理解も変わったんじゃないかなって
まとめ:子育てナースだからこそPTAへ参加すべし!
忙しいとPTAに参加するのは難しいと思われがちです
実際、仕事と子育てに加えて、学校行事まで関わるとなると、時間的な負担が増えるのは事実
それでも子育てナースにとってPTAに参加するメリットはあります
- 親同士の繋がりができる
- 小学校の情報が入りやすくなる
- 子どもの校内での活動を直接見られる
特に、子どもが初めて小学校へ入学した年は情報が少なく、相談できる相手も限られているため、困る場面が増えます
一方、PTAに参加していると親同士の繋がりが生まれ、学校のリアルな情報を得られます
PTA活動を通して校内の子どもの様子を見る機会も増えるでしょう

日常では見えない成長を感じられますね

「なんかめんどくさそう」、そんなイメージを持つ方も多いPTAですが、実際は得られるものの沢山ありますね
来年度から子どもが小学生になる方は、PTAに参加してみてください
【🙇お願い🙇】
PTAに参加してよかったことや悩んだことがあれば、ぜひコメント欄に書き込んでください

私も来年の今頃きっとPTAに関わっていると思います
みなさんの声がとても参考になります
同じ立場の子育てナースの方に少しでも役立てばと思い、この記事を書きました
他にも小1の壁問題について書いた記事があるので、読んでみてください‼️




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