看護師と子育ては両立できる!ナース夫婦がすべき効果実証済みの工夫10選
こんにちは!トラカン先生です!
今回は「」についてまとめました!
看護師と子育ての両立なんてできるの?
両立するための工夫ってあるの?
私も子育てナース夫婦5年目ですが、かつては同じことで悩んでいました
こんな悩みを解決するために、本記事を書きました
- 看護師と子育ては両立しやすい理由
- ナース夫婦が仕事と子育てを両立するための工夫10選
本記事で紹介する工夫を取り入れるだけで、子育てナースでもグッと子育てのしやすさくなります
看護師の強みを活かして、子育てのしやすい生活に近づけるようになりましょう!
実は看護師と子育ては両立しやすい|納得できる理由を解説!
細かいデータに興味がない人は、下のボタンから「具体的な工夫10選」までスキップしてください!
離職率の高いイメージの強い看護師ですが、全業種の5位と意外と低いです
順位 | 業種 | 離職率 |
---|---|---|
1位 | 宿泊業・飲食サービス業 | 26.9% |
2位 | 生活関連サービス業・娯楽業 | 23.9% |
3位 | サービス業(他に分類されないもの) | 19.9% |
4位 | 教育・学習支援業 | 16.2% |
5位 | 医療、福祉 | 15.5% |
次に看護師が子育てをしやすい理由は、次の3点です
- 時間に融通が効くから
- 職場に復帰しやすいから
- 子どもの行事に合わせて勤務調整しやすいから
そして看護師は引くて数多です!
需要もあり、転職先に困ることもありません
ライフステージに合わせて職場を選びやすいため、子育てしやすい職場を選べます!
自分にあった職場を探してみるなら
本記事の仕事と子育ての両方を諦めたくないナース夫婦におすすめの職場6選で解説しています
ナース夫婦が仕事と子育てを両立するための工夫10選|効果実証済み
転職はハードルが高すぎるよ
もっと手っ取り早く仕事と子育てを両立する方法はないの?
激務をこなしながら部署異動や転職はハードルが高すぎますよね
そんな時は、まず身近な環境を変える工夫が必要です
- 院内保育園や託児所を利用する
- 育児短時間勤務制度を活用する
- いざという時に頼れる人・場所を確保しておく
- 家事・育児を分業制にする
- ナース夫婦の同僚に相談する
- お互いに自分だけの時間を作る
- 完璧を求めすぎない
- 時短家電を活用する
- ファミリー・サポート・センター事業を活用する
- 最終手段|子育てに理解ある職場を探す
工夫1:院内保育園や託児所を利用する
院内保育や託児所があれば、活用必須です
- 送迎の時短ができるため、朝の準備に余裕を持てる
- すぐに駆けつけられる距離で働けるため安心
- パパママ友ができて情報交換できる
院内保育で知り合った先輩に育児の相談に乗ってもらった経験があります
他部署の先輩でしたが、仕事で関わる時も優しく接してくれました
育児や仕事中の関係も作れ、二重の意味で院内保育のありがたみを実感しました
工夫2:育児短時間勤務制度を活用する
育児短時間勤務制度とは、3歳未満の子どものいる家庭の仕事と育児の両立支援制度です
原則、所定労働時間を1日6時間に短縮できます
所定労働時間を6時間に抑えると、以下のメリットがあります
- 子育てとの両立がしやすくなる
- 出勤もしくは退勤時間の調整ができる
- 残業の雰囲気に巻き込まれない
- 出産後の復帰がしやすくなる
私はあえて常勤ナースよりも1時間早く終わるように設定していました
結果、残業の雰囲気に巻き込まれることなく、自分の仕事さえ終わっていれば気軽に帰れました
その他の子育て支援制度については、誰も教えてくれない子育て支援制度6選|ナース夫婦は知らないと損で解説しています
工夫3:いざという時に頼れる人・場所を確保しておく
頼れる人は看護師と子育てを両立する上で不可欠です
不規則勤務やサービス出勤の多い仕事なので、周りの協力なくして実現できないからです
頼る人として
- 両親や親戚
- 友人
- 職場の上司や同僚
- 病児保育
夜勤の日は両親に任せる人も多いです
祖父祖母も孫と関わる時間が増えて嬉しいと言ってくれています
工夫4:家事・育児を分業制にする
病棟や勤務先が忙しくなる時期は、家事がおろそかになりがちです
だからこそパートナーで協力し合ってその時期を乗り切る必要があります
例えば、家事・育児はルール化して、担当者を事前に決めておきましょう!
- 保育園の送りは、日勤者もしくは休みの人がする
- 「夕御飯の準備・片付け」と「お風呂担当」は分ける
- 寝かしつけをしている間に、保育園や次の日の支度をする
あらかじめルールを決めておくと、やるべきことを迷わず最短時間でできます
仕事から帰ってヘトヘトの状態だと、「次はコレして、その後アレして」と考える余裕はありません
無駄な思考や行動を減らし、効率的に家事・育児をこなせるため、ぜひ試してみてください
工夫5:ナース夫婦の同僚に相談する
ナース夫婦の同僚から、仕事と子育ての両立に役立つヒントを得られるかもしれません
ナース夫婦ならではの悩みを理解できるのもまた同じナース夫婦です
悩みを共有し相談にのってもらえれば、ストレス解消にもなります
相談相手がいれば、孤立感を和らげ、職場での居場所を作れます
相談はコミュニケーションのきっかけにもなり、相手の理解や信頼関係の構築にも活きます
工夫6:お互いに自分だけの時間を作る
仕事と子育ての両立をしていると息づく暇もありません
気づいたら1年以上一人のの時間を持ててないことも珍しくありません
そんな時は、夫婦お互いに自由な時間を作りましょう
一人の時間はリフレッシュできるだけでなく、仕事と子育てに疲れた気持ちをリセットできます
定期的に一人の時間を持てれば、ついつい子どもにキツく当たこともなくなりました(※経験談)
パートナーを思いやって子育てをできれば、素敵ですね
工夫7:完璧を求めすぎない
完璧を求めすぎないことも仕事と子育てを両立するポイントです
仕事も育児も手を抜くポイントがわかり、プレッシャーから解放されます
例えば、本当は毎日栄養バランスの取れた手作り料理を食べさせてあげたいけど
仕事で疲れた日はコンビニ弁当や惣菜などで済ませてもOK!
その分寝る前に子どもとお話をする時間を作るのはどうでしょうか?
子育ては家族の数だけ正解があります
そして、手抜きをすることは決して悪いことではありません
他の家族と比較する必要はなく、自分たちができる範囲で子育てをすれば良いのです
工夫8:時短家電を活用する
子どもを関わる時間を増やしたいなら、時短家電の活用がオススメです
例えば
- 食事→圧力鍋で朝出る前にセットして調理開始
- 掃除→ロボット掃除機で仕事中に綺麗にしてもらう
- 全自動洗濯機→夜寝ている間に乾燥までしてもらう
- 食洗機→洗い物は自動化し、食器を収めるだけ
時間的な余裕は心の余裕につながります
心にゆとりができると、普段はイライラする子どもの失敗も多めに見てあげられます
一応、私が使って良かった時短家電のリンクをら貼っておきます
夕食の準備に時間をかけたくないなら▼
出勤中に掃除を済ませたいなら▼
工夫9:ファミリー・サポート・センター事業を活用する
こども家庭庁よるとファミリー・サポート・センター事業とは
乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けたい者と当該援助を行いたい者との相互援助活動に関する連絡、調整等を行う。
具体的なサポート内容は、以下の通りです
- 保育園や学童への送迎
- 子どもの習い事への送迎
- 夏休みや保護者等の病気や急用等の場合の一時預かり
- 保護者が買い物等で外出するとき など
令和3年度には971市町村(全国の市町村約1,700のうち)が参加しているため
お住まいの市町村で利用できるかを確認してみると良いでしょう
活動時間 | 1時間あたりの利用料金 |
---|---|
平日:7:00〜19:00 | 700円 (病児・病後児援助の場合900円) |
平日:上記以外の時間 土曜日・日曜日・祝日 | 900円 (病児・病後児援助の場合1,100円) |
どうしても仕事で帰れない日や、1時間だけ夫婦で買い物に出たいなど、利用用途はさまざまです
工夫10:最終手段|子育てに理解ある職場を探す
これまで紹介した9つの方法を試しても改善しないなら
子育てしやすい職場に転職しましょう
転職活動をするのは手間ですが、環境自体を変えられるため根本的な解決ができます
私自身、転職がもっとも早く根本的に解決ができる感じました
仕事と子育てをしながらでも負担なく転職したい子育てナースさんには
こちらの記事が役立ちます▼
転職で落ちたことのない子育てナース解説|看護師転職エージェントの活用法11選
活用しないと損|ナース夫婦が利用できる子育て支援制度7選
ナース夫婦が仕事と子育てを両立するなら、子育て支援制度の利用は必須です
- 育児短時間勤務制度
- 短時間正社員制度
- 深夜業(夜勤)の制限
- 所定外労働(残業)の免除
- 時間外労働(残業)の制限
- 育児休業制度
- 看護休暇制度
これらの制度は労働者の権利であり
利用次第で仕事と子育てのしやすさが大幅に改善します
実際に制度を利用した先輩からは
保育園の送迎がしやすくなった
制度を利用して休めるので、職場への申し訳なさが減った
夜勤が減り、心身への負担が減った
こんな意見が聞かれました!
子育て支援制度の細かい内容については、誰も教えてくれない子育て支援制度6選|ナース夫婦は知らないと損で解説しています
ナース夫婦が働きやすい職場17選|仕事と子育ての両立が必須
子育てを優先したいナース夫婦にオススメの職場は、次の17つです
- 病院の外来
- 透析室
- クリニック
- 訪問看護
- 訪問入浴
- 検診センター・献血ルーム
- デイケア、デイサービス
- 介護施設
- 保育園
- 放課後デイサービス
- 産業看護師
- 健康保険組合
- 行政機関
- 保健師
- 治験コーディネーター
- 大学や専門学校の先生
- フリーランス看護師【※新しい働き方の提案】
各職場がどのような点で子育てに向いているかや、実際に働く先輩ナースの感想まで載せた記事はこちら▼
【日勤限定】あなたに合う転職先はどれ?子育てしやすい職場17選と現役ナースの声
【インタビュー】子育て優先のナース夫婦が転職した実例紹介
なんだかんだで悩んだ時は、先輩ナースのアドバイスが解決への近道です
経験者のアドバイスほど具体かつ的確なアドバイスができる人はいないからね
また、これら実例を通して自分なりの解決策を考えるきっかけになれば嬉しいです
インタビュー記事はこちら
まとめ:ナース夫婦でも工夫次第で看護師と子育ては両立できる
今回は「ナース夫婦が看護師と子育てを両立するための工夫」について解説しました
具体的な工夫は、以下の通りでした
- 院内保育園や託児所を利用する
- 育児短時間勤務制度を活用する
- いざという時に頼れる人・場所を確保しておく
- 家事・育児を分業制にする
- ナース夫婦の同僚に相談する
- お互いに自分だけの時間を作る
- 完璧を求めすぎない
- 時短家電を活用する
- ファミリー・サポート・センター事業を活用する
- 最終手段|子育てに理解ある職場を探す
これらの工夫や子育て支援制度を取り入れても改善しないなら、転職も考えましょう
仕事と子育てで精一杯で、転職する時間がないよ
転職する時間がない子なら看護師転職エージェントの活用がオススメです
求人探しや書類作成、面接対策など転職に関するサポートをすべて無料で受けられます
転職活動の負担を減らし、忙しい中でも苦なく転職できます
詳しくは、【厳選】子育てナースにオススメの看護師転職エージェント5選|利用者のリアルな感想ありで解説しています
この記事があなたの悩みを解決するのに役立ったなら幸いです!