子育てナース夫婦がすれ違い生活になりやすい理由と夫婦円満10つの秘訣
こんにちは!トラカン先生です!
今回は「ナース夫婦が夫婦円満に生活する方法」についてまとめました!
ナース夫婦だとすれ違い生活は仕方ないよね…
最近ギクシャクしてて、どうしたらいいかわからない…
ナース夫婦だと一緒に過ごす時間が限られ、コミュニケーションが取れませんよね
そこで、今回はナース夫婦が夫婦円満で過ごすための方法についてお伝えします
- 子育てナース夫婦がすれ違い生活になりやすい原因
- 子育てナース夫婦が夫婦円満で過ごすための秘訣
私もナース夫婦10年目で、今も夫婦円満に過ごしています
ここ数年は喧嘩すらしてないよね
夫婦円満に生活できれば、子どもが不安や嫌な気持ちになることもありません
家族全員で楽しく過ごせるって理想ですよね
ちょっとした工夫で夫婦関係が格段によくなるので、普段の生活にぜひ取り入れてください
子育てナース夫婦がすれ違い生活になりやすい6つの原因
子育てナース夫婦のすれ違い生活になる原因は、次の6つです
- 生活リズムのズレ
- 勤務時間が長い
- 病棟会や研修が多い
- 休日はイベント
- コミュニケーション不足
- 自立できるだけの経済力がある
「最近すれ違い生活だなー」と感じるなら、原因を探ってみましょう
原因1:生活リズムのズレ
1つ目の原因は互いに不規則な勤務であり、生活リズムにズレが生じることです
看護師はシフト制で昼夜・土日問わず勤務があります
残業も多く、夫婦でシフト調整をするのは難しいのが現状…
毎月、休み希望を出せる日数も決まってるし、子どもの行事や習い事の希望を出すだけで終わりです
また、どちらか一方が子どもを見ておかないといけないため、夫婦だけで過ごす時間はありません
どちらか一方が日勤のみや育短勤務などであれば、多少の融通が効きますが…
原因2:勤務時間が長い
2つ目の原因は、勤務時間が長いことです
例えば、二交代勤務なら1回の出勤で16時間の重労働…
イレギュラーな事態が多く、残業時間も長い
家に帰れないと嘆く人も少なくありません
帰宅後は、夜勤前のパートナーに気を遣いながら子どものご飯やお風呂、寝かしつけの日々
疲労困憊で寝落ちし、目を開けたら翌朝がスタートです
このままの生活でいいの?っていつも不安ばかりでした…
家にいる時間が少ないのに、育児に追われていると、夫婦の時間は取れません
原因3:病棟会や研修が多い
子育て世代は5〜10年で中堅層になり、チームリーダーや研修担当します
職場から頼られることも増え、「休日も1時間だけ出勤!」みたいなこともあります
例えば
- チームリーダー
- プリセプター
- 委員会(複数)
- 研修担当
- 看護研究チーム
- 病棟会・チーム会・主任会の主催
- キャリアアップ研修への参加 など
見るだけでめまいが…
とてもじゃないですが、勤務中に終わらせられません
結局、家族と過ごすはずの休日も、職場に行くはめに…
原因4:休日はイベントでいっぱいいっぱい
激務の中、やっと迎えた休日も喜ぶのはつかの間
休日は子どもの発表会や参観日、習い事などであっという間に過ぎます
休日といっても夫婦水入らずの時間なんてありません
翌日からは、いつも通り夫婦すれ違い生活が始まります
たまに「最後に夫婦でゆっくり過ごしたのは何年前だったかな?」と考えます
すれ違い生活は嫌だったけど、やることに追われる毎日も意外と充実してたな〜と思います
原因5:コミュニケーション不足
5つ目の原因は、コミュニケーション不足です
離婚や家庭崩壊を招く原因にもなるため、「私のことだ…!」と感じた人は、今すぐ改善しましょう!
夫婦のコミュニケーションが減ると
- 家事や育児の連携が取れない
- お互いの思いの行き違いが生じる
- なんとなく険悪な雰囲気になる
最終的には、間に挟まれる子どもが嫌な気持ちになります
子どもは自分が思っている以上に親の顔を伺って生きています
子どもに辛い思いをさせないためにも、夫婦のコミュニケーションは大切にしたいですね
原因6:自立できるだけの経済力がある
看護師なら一人で生活できだけの給料あることも、すれ違い生活の原因になります
自立できるだけの経済力があって何が悪いの?と思った人もいますよね
一人でも子どもを育てるだけの稼ぎはあれば、パートナーに頼らなくても良いです
徐々にすれ違っても、自分から歩み寄る必要性を感じられません
「すれ違い生活のままでいいや」と心半ば夫婦生活を諦めることもあります
かといって、夫婦の時間を作るのに転職や雇用条件を変更してもらうのは面倒ですよね
今よりも給料が減るのは嫌だし、結局今のままが一番と考える人も多いようです
子育てース夫婦のすれ違い生活は夫婦関係で解消できる|夫婦円満の秘訣10選
ナース夫婦のすれ違い生活を解消するカギは、夫婦関係にあります
この章では、夫婦円満の10つの秘訣についてお伝えします
- 【超重要】感謝の気持ちを言葉にする
- 挨拶の習慣をつける
- チームプレイで家庭をやりくりする 7
- 身だしなみに注意する
- パートナーの理解を優先する
- 意識的にコミュニケーションを取る
- 休日を合わせてデートする(※保育園の日)
- 小まめに連絡を取る
- 喧嘩をしてもその場限り
- 日勤だけの働き方に変える
特に1つ目は絶対に取り入れてください!
私たちトラカン夫婦が取り入れて劇的に夫婦関係良くなったからです
仕事でも感謝を伝えられる人は同僚から受け入れられやすく、良い人間関係を築けます
秘訣1:【超重要】感謝の気持ちを言葉にする
1つ目の秘訣は、感謝の気持ちを言葉にするです
正直なところ、これができるだけでも夫婦円満に過ごせます
感謝してもらえたら、お互いに次もしてあげたい!と思えます
おかげてちょっとしたことでも感謝の気持ちを伝えられる習慣ができました
感謝された方も気持ち良いし、相手も感謝できるところを意識的に見つけるようになりました
また、感謝が多いと夫婦関係も良いようです
参考:くらしのマーケット
普段、パートナーに感謝を伝えられていないなら、何か1つでOKなので感謝の気持ちを言葉で伝えてください!
秘訣2:挨拶の習慣をつける
すれ違い生活になると会話をする機会が減ります
その結果、夫婦間との心の距離が遠くなり
いつの間にかパートナーが何を考えているかわからなくなります
一方で、夫婦の会話はちょっとしたきっかけだけでも始められます
例えば
毎朝「おはよう」と挨拶したり、ご飯を作ってくれたら「ありがとう」と伝えるのも良いでしょう
秘訣3:チームプレイで家庭をやりくりする
子育てや家庭のやりくりには夫婦の協力が不可欠です
看護業務と同じく家庭もチームプレイです
どちらか一方ばかりしていると、いつか不満が爆発します
ましてや同じ仕事をしているため
「どうして私ばかり負担しないといけないの?」
という気持ちになってもおかしくありません
チームプレイで家庭のやりくりなら
家事・育児を分担制にするのがオススメです
- 協力が目に見える
- すべきことが明確化される
スケジュール共有をすると、よりスムーズに進められます
協力する中で自然と会話も増え
パートナーを思いやった行動もできるようになります
秘訣4:身だしなみに注意する
夫婦生活が長くなると徐々に身だしなみに気を使わなくなります
新婚の頃は、パートナーの前では綺麗・格好良く見られたいと頑張っていても
数年も経てば髪はボサボサ、1日パジャマのまま過ごす、ノーメイクなどよくある話です
心を許している証拠でもありますが、新婚のときの初々しさを忘れないでほしいです
パパママの前に、パートナーを恋人として見続けたいですよね
身だしなみを整えることも、パートナーに歩み寄る行動だと感じています
秘訣5:パートナーの理解を優先する
「どうして分かってくれない?」
「理解してもらえないのが辛い…」
そんな気持ちになったときは一度立ち止まって
「自分はパートナーのことを理解しようとしているだろうか?」と問いかけてみましょう
相手に求めるばかりでは、夫婦関係は良くなりません
自分の気持ちを分かってほしいなら
まずはパートナーの気持ちに寄り添うことが大切です
自分のことを理解してくれていると思えば、相手を理解したいと思えます
秘訣6:意識的にコミュニケーションを取る
夫婦円満の秘訣の6つ目は、意識的にコミュニケーションを取るです
日頃からコミュニケーションが取れていれば、普段から子育てや仕事について相談できる関係性を築けます
お互いの考えや感情を共有し、関係を深めるきっかけにもなります
「たまひよ」によると夫婦の会話時間の割合は、次の通りです
会話時間 | 割合 |
---|---|
2時間以上 | 33.1% |
1~2時間以内 | 24.6% |
30分~1時間以内 | 22.7% |
30分以内 | 12.3% |
ほとんどない | 4.4% |
その他 | 2.8% |
また、会話時間と夫婦関係について「2時間以上なら満足」、「30分以内は不満」とわかりました
つまり、夫婦のコミュニケーションは円満生活のカギになるとわかります
秘訣7:休日を合わせてデートする(※保育園の日)
休日を合わせてデートをするのも夫婦円満の秘訣です
共通の楽しみがあれば、仕事や子育てのモチベーションも上がります
家事・育児のことは忘れて夫婦水入らずで楽しみましょう
気分転換やストレス発散になるから定期的にデートをするのはアリ!
ゆっくり話す時間も取れ、「普段こんなことを考えてくれてたんだ」と驚きがあったり
「普段言えなかった感謝を伝えよう」という気持ちになったりします
子どもの成長や今後の生活についてなど、話題は尽きません
でも、結局は夫婦で楽しんでいても、早く子どもたちに会いたくなって、いつもより早く迎えに行くんですけどね
特に、もう何年もデートしていない…
こんな子育てナース夫婦は、絶対にしてみてください!
秘訣8:小まめに連絡を取る
コミニケーションの話の延長になりますが、小まめの連絡を夫婦円満の秘訣です
互いの考えや感情を理解し合うために最適な方法だからです
些細なことでも小まめに連絡をしていれば、思いの行き違いにはなりません
例えば
お仕事お疲れ様
夕ご飯は作ったから、〇〇だけ買って帰ってくれると嬉しい!
夕食ありがとう!
それなら、保育園の迎えは行くね
パートナーの考えがわかり、こちがすべき行動も明確です
業務的な連絡でも構いません
小まめに連絡を取るようになり、パートナーの考えを察する習慣ができました
秘訣9:喧嘩をしてもその場限り
9つ目の秘訣は、喧嘩はその場限りで後腐れなく終えることです
夫婦喧嘩自体は悪いことではありません
ただ、夫婦喧嘩が長引くと家族の雰囲気が険悪になり
子どもも嫌な気持ちになります
お互いに頼みごとができないため家事・育児が回らなず、困るのは自分たちです
家族で過ごせたはずの時間を無駄にし、良いことは一つもありません
以前は「ごめんね」の一言が言えず意地になっていたけど
今は「喧嘩中ほど無駄な時間はない」と考えるようになりました
秘訣10:日勤だけの働き方に変える
最後は、家庭を円滑に回すためにも、どちらかが日勤のみの働き方になるです
「子どもを見る人がいない」や「保育園から呼び出しがあったら」問題が解決します
一方で夫婦ともに不規則勤務だと、どうにも家庭が回らない状況が訪れます
仕事が忙しいとストレスも大きく、気持ちに余裕もなくなります
パートナーの働き方が悪いと責めたり
子どもの世話の押し付け合いが始まったりする始末…
私が日勤だけの勤務に変わってからは喧嘩がなくなり、お互いを思いやれるようになりました
今の職場で改善が見込めないなら転職も選択肢の一つです
初めての人でも不安なく転職したいなら、看護師転職エージェントの利用がオススメです
詳しくは「【厳選】子育てナースにオススメの看護師転職エージェント5選|利用者のリアルな感想あり」を参考にしてください
他の医療職ではダメ!ナース夫婦だからこそ円満になれる理由
看護師の悩みを理解できるのは、同じ看護師だけです
仕事での大変さや不満について友人に聞いてもらいたいと思っても
激務かつ不規則な勤務であるため、なかなか会えません
ましてや、子どもがいると仕事場と家を行き来するだけで精一杯…
そんな時に、ナース夫婦ならパートナーが良き理解者として相談に乗ってくれます
私も辛い時期に妻がいてくれたからこそ、看護師と子育ての両立ができています
一方で、看護師以外の人と結婚した先輩は
「仕事の愚痴や悩みを話しても理解してもらえない…」とよく不満を漏らしています
実はナース夫婦というだけで
看護師と育児を両立するなら大きなアドバンテージ(長所)になっています
子育てナース夫婦のすれ違いに関するよくある質問3選
子育てナース夫婦のすれ違いについてよくある質問は、次の3つです
- 子育てナース夫婦のすれ違い生活にメリットはありますか?
- 子どもが小さい今は、すれ違い生活でもなんとかできています。いつ頃からすれ違い生活が難しくなりますか?
- 子育てナース夫婦です。すれ違いでも大丈夫なのでキャリア優先の生活はできますか?
質問1:子育てナース夫婦のすれ違い生活にメリットはありますか?
一人の時間を作りやすいメリットがあります
特に長い一人暮らしを経て結婚した人は、一人の時間を大切にしたいと感じます
しかし、看護師という激務に加えて子育てまでしなければいけないと
なかなか個人の時間まで確保するのは難しいでしょう
ただ、ナース夫婦の場合はすこし事情が違います
不規則勤務でパートナーと休みが被りにくく、平日休みが多いため
子どもが保育園に行っている時間は一人で自由!
パートナーには「おかえり」ではなく「久しぶり」って挨拶することもあるくらいだからね
普段どれだけ顔を合わす機会が少ないかわかりますよね
一人の時間があれば趣味などの自由な時間を作れ
リフレッシュやストレス発散もしやすいです
質問2:いつ頃からすれ違い生活が難しくなりますか?
小学生になるタイミングで、すれ違い生活では難しくなります
保育園よりも早い時間に帰ってくる上、共働きの夫婦が多いためです
また、学童希望の人も多く、なかなか入れません
学童に入れたとしても小学校入学の初日から預かってくれるところは稀です
子育てナース夫婦がこの時期を乗り越えるためにすべきことは、次の通りです
- 互いの有給を使って学童が利用できるまでしのぐ
- 子供が小学校になれるまでだけでも夜勤免除にしてもらう
- 日勤パートなど融通の利く職場へ転職する
- 可能なら両親に協力してもらう
質問3:子育てナース夫婦です。すれ違いでも大丈夫なのでキャリア優先の生活はできますか?
夜勤さえかぶらなければ、看護師のキャリアと子育ての両立もできます
実際、私の知人でも夫婦ともに3交代、子どもは2人(8歳と5歳)の人がいます
子育てを言い訳にせず、自分の目指すキャリアに向かい日々努力されています
補足ですが、夫は常勤、妻は常勤(夜勤込みの育短勤務)です
子育てをしながら看護師のキャリアも諦めないいい塩梅を見つけたい方は
子育て支援制度の活用しましょう
詳しい内容は
「誰も教えてくれない子育て支援制度6選|ナース夫婦は知らないと損」で解説しています
知ると知らないでは子育ての両立のしやすさが変わってきますよ!
まとめ:子育てナース夫婦のすれ違いは少しの工夫で解消できる
今回は「子育てナース夫婦のすれ違い」について解説しました
ナース夫婦がすれ違い生活になる原因は、以下の6つでした
- 生活リズムのズレ
- 勤務時間が長い
- 病棟会や研修が多い
- 休日はイベントでいっぱいいっぱい
- コミュニケーション不足
- 自立できるだけの経済力がある
そして、すれ違い生活でを解消する夫婦円満の秘訣は
- 【超重要】感謝の気持ちを言葉にする
- 挨拶の習慣をつける
- チームプレイで家庭をやりくりする
- 身だしなみに注意する
- パートナーの理解を優先する
- 意識的にコミュニケーションを取る
- 休日を合わせてデートする(※保育園の日)
- 小まめに連絡を取る
- 喧嘩をしてもその場限り
- 日勤だけの働き方に変える
具体的な方法が思い出せないなら、もう1度読み返して見てください!
子育てや家庭のやりくりは、看護業務と同じくチームプレイです
すれ違いをできるだけ解消して、夫婦で協力して家庭を守っていけると良いですね
看護師と子育ての両立をする工夫についてより詳しく知りたい人は