勤務相談は伝え方が9割!師長は納得、同僚に迷惑をかけないための方法

こんにちは!トラカンです!
今回は「夜勤免除や時短をさせてもらうための方法」についてまとめました!

夜勤を減らしてほしいなんて言えない…
時短勤務にしたいけど、同僚に迷惑をかけたくない…
仕事と育児の両立をしていると、必ず働き方を見直すタイミングが訪れます
一方で、師長に勤務相談ができていない人も多いのではないでしょうか?

その気持ち痛いほどわかります
悩んだ末に自分が我慢して済せる人は多いんですよね
同じように悩んでいるなら、必ず最後まで読んでください!
勤務相談は伝え方一つで、希望を通せる確率が格段に上がります
なんなら、伝え方で結果の9割が決まると言っても過言ではありません

実際に希望を通してきた私が言うので間違えありません
この記事では、単なる相談方法だけでなく、師長や同僚にも納得してもらえる伝え方を解説します
- 勤務相談しづらい理由
- 勤務相談を成功させる4ステップ
- 勤務相談が受け入れてもらえない時の対処法【強制力あり】
最後まで読めば、罪悪感や不安なく夜勤免除や時短勤務の相談ができ、ライフスタイルにあった働き方ができます
また、子育ての時間も増え、愛着形成の時期に一番近くで過ごしてあげられます
もう一人で悩むのは終わり!
この記事が、あなたの新しい一歩を踏み出すための力強い後押しになれば嬉しいです
繰り返しますが、今まさに働き方で悩んでいる子育てナースは、必ず最後まで読んでください!
勤務相談はなぜ言いづらい?ママナースが抱える3つの不安
子育てナースが勤務相談がしづらい理由は、以下3つの不安は感じるからです
- 不安1:迷惑をかけたくない…
- 不安2:給料が減ってしまう…
- 不安3:キャリアアップの道が閉ざされる…
誰でも一度は感じたことのある不安であり、共感必須です!
不安1:迷惑をかけたくない…
師長や同僚に迷惑をかけたくないとの思いで、勤務相談できない人は多いです
そして、その根底には

大切な同僚に「私だけ楽をしている」「ズルい」と思われたくない…
という思いがあり、勤務相談をすることに罪悪感を感じます
しかし、罪悪感は責任感があることの裏返しです
自分の仕事に責任感を持って取り組んでいるあなただからこそ「迷惑をかけたくない」との思いになります

勤務相談ができず悩むナースほど真面目て責任感の強い人が多いんですよね
不安2:給料が減ってしまう…
夜勤免除や時短勤務で給料が減るのは、お金のいる子育てナースにとって死活問題です
夜勤手当がなくなると、およそ「48,000円/月」減るのは痛いですよね

保育料や習い事など何かと出費が多いのに…
夜勤や長時間労働は避けつつ減給は最小限に留めたいところです
まずは、相談前に勤務変更後のの給与シミュレーションをしてみるといいかもです
不安3:キャリアアップの道が閉ざされる…
夜勤免除や時短を申請するとキャリアアップが難しくなると感じる子育てナースは多いです
実際、常勤かつフル勤務の看護師の方が昇格や特定看護師の推薦状をもらいやすいのも事実です
キャリアアップに充てられる時間が多いので当然といえば当然ですね

やる気ではなく貢献時間の差なので気にしすぎないこと!
もしキャリアアップで悩んでいるなら次の2つを意識してみてください
- 常勤のまま夜勤免除や時短を申請する
- 今後のキャリアアップ計画を立てておく
常勤のままなら子育てが落ち着いたタイミングでフルタイムに戻れます
キャリアアップもしやすく道が閉ざされることはありません
具体的なキャリアアップを立てていれば、師長も勤務調整の期間がわかり安心です
師長も納得!勤務相談を成功させる4ステップ
この章では、勤務相談を却下されないための方法を4ステップで解説します
- ステップ1:まずは情報収集する
- ステップ2:伝えるタイミングを考える
- ステップ3:現状と希望を整理する
- ステップ4:すべての希望を通そうとしない
勤務相談前にできている人は意外と少ないので、ぜひ活用してください!
ステップ1:まずは情報収集する
まずは申請したい制度が、何の法律でどのような権利として定められているかを調べましょう
例えば、夜勤免除なら「育児介護休業法」で決めら、未就学児の親が申請できる制度です
職場の就業規則(育児短時間勤務など)との違いも確認しておくと安心です

制度により勤務調整をしたことのある先輩に話を聞きくと、具体的なイメージが持てますよ
先輩から情報収集をしながら、味方につけておくこと
誰にも相談せず、急に勤務変更すると同僚の反感を買う可能性が高いです
一方で、事前に同僚に対して勤務調整の話をしておけば、周りも心づもりができます

相談してから勤務変更できる同僚なら信頼されやすそうね


ステップ2:伝えるタイミングを考える
師長に伝えるするタイミングも大切です
タイミングよって却下されやすいので注意です!
狙うタイミングと避けたいタイミングは、以下にまとめました
- 狙うタイミング:人事考課の面談時期、落ち着いている曜日や時間帯
- 避けたいタイミング:繁忙期、師長が忙しい時間帯、インシデント直後
また、相談の予告をしておくと師長も心の準備ができます
相談までに勤務調整できる方向で考えてもらいやすくもなるでしょう!
ステップ3:現状と希望を整理する
現状も整理しておきましょう
曖昧な説明では師長も状況を理解できず、適切な対応が難しくなるからです
例えば
- 家庭の状況:子どもの年齢、保育園の預かり時間、夫の協力度など
- 心身の限界:疲れ、睡眠不足など

私も相談前に子どもの預け先や夫の協力体制、体調面などを整理し、なぜ勤務調整が必要かを具体的に伝えました
事前に現状を整理することで、話がスムーズに進み、師長にも前向きに検討してもらいやすくなります
ステップ4:すべての希望を通そうとしない
勤務調整の希望がすべて通れば理想的です
しかし、職場の状況や師長の方針によっては難しいこともあります
そんな時に大切なのが「ただお願いする」のではなく「病院にも貢献できる形で」という視点を加えることです

具体的には「家庭の事情で夜勤は難しいのですが、その分日勤でプライマリーを多く担当させていただけます」みたいな感じです
委員会活動や新人指導を積極的に引き受ける提案も、職場には喜ばれます

たかが4〜5年目なので、そんな提案はできないよ…

それなら休日の日勤も月に5回までならできます!みたいな提案でもいいかも

それなら私でもできそうです!
【強制力あり】勤務相談が受け入れてもらえない時の2つの対処法
勤務調整の希望をまったく受け入れてもらえない時は、以下の2つの対処法を試してみてください
- 対処法1:切り札ワードを使う
- 対処法2:【※最終手段】労働基準監督署へ相談する
強制力がある一方で、対処法2については半ば強引な感じが出てしまうため、最終手段として知っておくと良いでしょう
対処法1:切り札ワードを使う
切り札ワード「もし難しいなら、1ヶ月間だけでも試せませんか?」を提案しましょう
夜勤免除や時短勤務を期間限定にすると希望が通りやすくなります
ゴールが見えることで師長や同僚も協力しやすくなり、お互いに安心して働けます
もし1ヶ月経って問題がなければ、そのまま継続してもらいやすくなります
対処法2:【※最終手段】労働基準監督署へ相談する
勤務調整を理不尽に却下されたら、労働基準監督署に相談しましょう
これは労働者の権利を守るための公的な機関で、労働基準法などに基づき企業の対応が適正かどうかを確認してくれます
例えば、育児介護休業法には3歳未満の子どもを養育する労働者に対して時短勤務の制度を設ける義務があると明記されています
また、出産後1年以内の女性は深夜業や時間外労働の制限を求められます

職場は該当する労働者の希望なら応じる義務があります
あくまで最終手段であり、まずは職場内で冷静に相談の機会を持つことが前提です
相談の際は会話の記録や申し出の内容をメモに残しておくと、後々の証拠になります
全国の労働基準監督署については、厚生労働省のHPから確認できます

参考資料:厚生労働省/全国労働基準監督署の所在案内
相談後が肝心!円満な関係を維持し、応援されるママナースになる3つの心得
勤務調整の希望が通ったから終わりではありません
円満な関係を維持し、応援されるママナースとして職場で肩身が狭い思いをしないためにも、以下の3つを心得ておきましょう
- 心得1:「ありがとう」を口ぐせにする
- 心得2: いつも全力で勤務に臨む
- 心得3: 謙虚な姿勢を意識する
私自身、この3つを意識するだけで、かなり働きやすくなりました!
一つひとつは大したことではありません
しかし、意外とできている人も少ないので、同僚からのポイントを上げるチャンスですよ
心得1:「ありがとう」を口ぐせにする
「ありがとうございます」と感謝を伝える習慣は大切です
勤務調整が申し訳ないと感じると「すみません」や「迷惑かけます」といった言葉が先に出てしまいがちです

私自身もそうでしたが、ネガティブな言葉は同僚に「負担が増えていくだけ」と感じやすくさせます
お互いに気持ちが沈み職場の空気もぎこちなくなります
一方で「協力してくれてありがとうございます」と伝えると受け取る側の気持ちも前向きになります

感謝されると「また頑張ろう」と思えますよね
伝え方一つで同じ出来事でも印象は大きく変わります
まずは勤務調整に応じてくれた師長や同僚に一言でもお礼を伝えることから始めてみてください
心得2:いつも全力で勤務に臨む
勤務調整をお願いするからこそ、限られた時間でも常に全力で勤務に臨む姿勢が信頼を生みます
「時短だから」「夜勤がないから」と手を抜いている印象を持たれると、周囲の理解や協力を得るのが難しくなります

私も時短中にできることは率先して引き受け、引き継ぎや記録も丁寧にするよう心がけました
その結果、同僚から「短い時間でも助かってる」と言われ、応援される立場になれました
全力の姿勢は職場での信頼関係を築き、勤務調整にも協力してもらえる同僚を増やせます
心得3:謙虚な姿勢を意識する
謙虚な姿勢は、勤務調整を受け入れてもらう上で欠かせません
勤務調整に協力してもらっているという謙虚な気持ちで仕事をしましょう

「その対応助かりました」といった感謝の言葉も謙虚に仕事をする上で大切ですよ
また、忙しそうな同僚には「代わりましょうか」と声をかけるなど、小さな気遣いを大事にしています
謙虚さは、相手との信頼関係を築き、自然と応援される雰囲気をつくる力になります
まとめ:同僚の協力があっての勤務調整であることを忘れないで!
子育てと看護師の両立をしていると、勤務調整が強いられる時期が必ずやってきます
そんな時に、希望通り勤務調整してもらいつつ、同僚にも受け入れてもらえる方法について解説してきました
- ステップ1:まずは情報収集する
- ステップ2:伝えるタイミングを考える
- ステップ3:現状と希望を整理する
- ステップ4:すべての希望を通そうとしない
基本的には、夜勤免除や時短勤務は労働者の権利です
職場の事情を除き、理不尽な却下や取り合ってもらえない時は、労働基準監督署に相談する方法もあります
詳しくは、本記事「【強制力あり】勤務相談が受け入れてもらえない時の2つの対処法」で解説しています
これらに加えて、勤務調整に協力してくれる同僚への配慮も忘れてはいけませんでした

どうせ勤務調整してもらうなら、同僚から応援された方がいいですもんね!
具体的には
- 心得1:「ありがとう」を口ぐせにする
- 心得2:いつも全力で勤務に臨む
- 心得3:謙虚な姿勢を意識する
今回紹介した以外にも、子育てナース真の悩みは色々あります
読者様からいただい悩み相談を中心に、さまざまな悩みを記事にしていこうと思います
ぜひ、他の記事も読んでみてください!


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