保育園は時間内に迎えに行く!残業制限を活用して子育てしやすい働き方へ


こんにちは!トラカンです!
今回は看護師の「残業(時間外労働)の制限」についてまとめました!

残業時間が減れば、子どもを早く迎えに行けるのに…
外で遊んであげたり、ちゃんとした夕食を作ったりできるのに…

仕事をしていると、子どもとの時間を潰してまで、なんで残業してるんだろう…って感じますよね
仕方のない残業もありますが、できれば残業せず早く子どもの迎えをしたいですよね
そこで、時間内に保育園の迎えに行けず悩んでいる子育てナースさんへ向けて
こちらの内容をお伝えします
- 残業(時間外労働)制限の概要と申請方法
- 残業制限の注意点(子育てナース編)
残業制限がなくなれば、時間内にお迎えできます

外が暗くなっても迎えに来てもらえないと、子どもは不安になります
また、子どもと一緒に過ごす時間が増え、小さな変化や成長に気づきやすくなるでしょう
申請も簡単にできるため、この機会に残業制限の申請をしてください!
残業(時間外労働)制限について
まずは、残業(時間外労働)制限の基本について押さえておきましょう
- 概要
- 申請方法
- 注意点
対象者と利用回数・期間
残業(時間外労働)制限の対象者は、小学校就学前の子どもを養育する労働者や要介護状態の家族を介護する労働者です
ただし、下記の条件に該当すると対象外です
- 継続雇用期間が1年未満
- 週の所定労働日数が2日以下
これらの条件はパートタイムやアルバイトでも同じです
利用回数に制限なく、1回の申請につき1ヶ月以上1年以内の期間を指定できます
請求後は事業者の運営を妨害しない限り
1か月で24時間、1年150時間を超える時間外労働をしなくて済みます
残業(時間外労働)制限の請求方法
請求は事業主に対して請求します
看護師なら病院または現在の勤務先です
制限の開始日および終了日を明らかにして
制限開始予定日の1か月前までに手続きをしなければなりません
また、途切れなく取得するなら
現在の休業期間終了の1か月前までに、次の期間の申請きを行わなければいけません
残業制限の注意点(子育てナース編)
子どもが小学校へ就学した際は、残業制限の効力もなくなります
むしろ、子どもが小学生になってからの方が看護師と子育ての両立が大変です

長期休暇はずっと家にいる…
いきいきクラブも人気で入れない…
そのため、部署移動や転職などで、子どもが小学生になった時に備える必要があります
部署異動
部署移動のメリットは、次の2つです
- 職場環境に慣れているため、転職ほどのストレスがない
- 部署異動を上司に伝えるだけで、面倒な手続きがない
ただし、希望が必ず通るわけではありません

希望とは全く違う部署へ配属されるって看護師あるあるだもんね
転職
転職のメリットは、以下の2つです
- 残業以外の働き方も一新できる
- リフレッシュできる
ただし、新しい環境になれるのに時間がかかるため、家族の協力が不可欠です

転職先が合わない可能性もあるため、慎重に進めていく必要があるね
賢い人ほどやっている|子育てナースが残業を減らす対策3選
実は賢い人ほど、以下3つの残業対策をしています
- 業務の効率化
- 上司への相談
- 制度の活用
現場で働いた看護師だからオススメできる対策い絞って紹介します

特に1つ目の対策は、設定が手間ですがその後はずっと業務の効率化ができます
では、詳しく見ていきましょう
対策1:業務の効率化
個人でできる業務の効率化なんて、たかが知れているから無駄…
こんな考えを持っているなら、もったいないです
むしろ、残業を減らすぐらいなら個人レベルの対策で十分対処できます
具体的に改善すべきことは、以下の2つです
- 電子カルテの便利ツールを活用
- 情報収集の手順をルーチン
「たったこれだけ?」と思った人は、ぜひ続きを読んでください!
電子カルテの便利ツールで「単語登録で定型文の作成」や「テンプレート機能の活用」をしましょう
私や妻は富士通の電子カルテだったため、以下の赤字の対策ができました

ちょっとマニアックですが、これらを駆使するだけでも随分違います
最初の設定や準備は手間ですが、その後はずっと業務の効率化ができます
参考:TechTarget/チーム医療の推進を支援する電子カルテ「HOPE/EGMAIN-GX」
対策2:上司へ相談
残業と現在の家庭の状況について、事前に上司へ相談しておくのも手です
場合によっては、早く帰れるよう配慮してもらえることもあるからです

言った者勝ちですが、上司に自分のことを意識してもらうのもスキルの一つです
以下の理由から上司へ相談して良かったと話す先輩もいます
- 時間内に終われるだけの業務割や業務量になった
- リーダーが終業1時間前に残務を確認して、采配してくれる
- 帰宅時間になると「帰って良いよ」と帰りやすい声かけをしてくれる
一言相談しておくだけでも違った対応をしてもらえるかもしれません
対策3:制度の活用
職場の子育て支援制度を活用できれば、看護師と子育ての両立がしやすくなります
制度は労働者の権利なので、条件さえ満たせば誰でも申請できます
具体的な制度とその内容については、誰も教えてくれない子育て支援制度6選|ナース夫婦は知らないと損で解説してます
おまけ:残業制限の申請&時短ナースで100%定時退社を目指せる
残業制限&時短勤務で、残業とは無縁の働き方を目指せます
時短勤務を申請する時のポイントは、退社時間を1時間ほど早く設定することです
上司の仕事が終わっていないと帰れない、誰かの残業を手伝わないといけない
こんなしがらみから解放されます

残業に巻き込まれず、確実に退社できるので、お迎えの時間を気にして働くなくてよくなりました
残業が悪いとは言いませんが
子育てナースにとって夕方の1分は朝の1分に匹敵するほど貴重です
限りある時間を子どものために使えるように改善していきたいですね!
時短勤務については、時短勤務は子育てナースの必須条件!メリデリや申請前の注意点を押さえて上手に活用しようで解説しているので、あわせて読んでください!