子育て中の看護師でも簡単に転職できる!4つの理由と転職成功のコツまとめ


こんにちは!トラカンです!
今回は「子育て中の看護師の転職事情」についてまとめました!

今よりも子育てしやすい職場に転職したいけど、 忙しすぎて無理
子育てもしながら、転職もうまくいく人っているの?

ただでさえ忙しい子育てナース、転職までするとなるとかなりハードルが高いですよね
しかし、子育て中でもうまくやれば転職できますよ
実際、私も2人の子どもを育てながら看護師として転職した経験があります
- 子育て中でも簡単に転職できる理由
- 子育てしやすい職場に転職するためのコツ
- 子育てナースが転職前に志望先へ確認するたった1つのこと
この記事を最後まで読むと、負担やストレスの少ない転職方法についてわかります
記事の終盤で実際に私が転職した経験談についてもお話しするので、子育てナースが転職するイメージを持つ参考にしてください!
看護師資格は最強の武器|子育て中でも簡単に転職できる4つの理由
子育て中の看護師でも転職は、以下4つの理由から簡単にできます
- 子育ての経験が重宝される職場がある
- 看護師が引くて数多
- 臨床現場以外にも需要がある
- 転職さポートが充実している
理由1:子育ての経験が重宝される職場がある
子育て経験の強みは、子どもの成長・発達を身をもって体験したことです
私自身、子育てから学ぶべきことが多く、子どもが生まれてから看護に対する姿勢も変わりました
子育て経験が活かせる職場の具体例は、以下の通りです
- 新生児科・小児科・産婦人科などの診療科
- 保健所(保健師)
- 保育園
- 発達障害児学級
- 重症心身障害児の施設
- 医療的ケア児の施設 など
病院や医療施設、クリニックなどで働くイメージが強い看護師ですが、実は様々な職場で重宝されます

より専門性の高い職場も考えられるようになるのは、子育てをしたパパママナースだけの特権だよね
理由2:看護師が引くて数多
全国どこでも看護師の需要はあり、引くて数多な職種でもあります
厚生労働省の「看護職員の需要推計と有効求人倍率」によると、 看護師の需要は今後も増えると予測されています

また、 有効求人倍率も2.2倍であり、 およそ2つの病院が1人の看護師取り合っている状況です(※令和4年のデータ)

つまり、職場にこだわらなければ全国どこでも仕事に困ることはありません

それほどまでに看護師って需要のある仕事なんです
そしてこれほどまでに職場の選択肢がある看護師の強みを活かさない手はありません
参考:厚生労働省/看護師等(看護職員)の確保を巡る状況(令和5年7月日)
理由3:臨床現場以外にも需要がある
看護師資格は臨床現場以外にも、以下の職部で活かせます
- 訪問入浴
- 検診センター
- デイケア、デイサービス
- 介護施設
- 保育園
- 放課後デイサービス
- 産業看護師
- 健康保険組
- 行政機関
- 保健師
- 治験コーディネーター
専門性が高いため、臨床現場以外でも活躍できる場が多いでしょう

ライフスタイルに合わせて職場・職種を選べるのは看護師の強みです
今回紹介した職場はほんの一部であり、様々な職場から求められています
各職場については本記事「【現役ナース監修】看護師と子育てを両立しやすい職場17選」で解説しています
理由4:転職サポートが充実している
看護師は転職サポートやサービスが手厚い職種でもあります
転職サポートだけでもこんなにもあります!
- eナースセンター
- ハローワーク
- 看護師転職サイト
- 看護師転職エージェント
例えば、eナースセンターは各都道府県の公益社団法人看護協会が運営する看護職のキャリアを支援するサポートです
- 無料職業紹介
- 離職時等の届出受付
- 再就業支援研修 など
転職や再就職がスムーズに運ぶようにサポートしてもらえるでしょう
他にも、子育てと仕事で転職の時間がないなら、看護師転職エージェントがオススメです
具体的な内容は、この記事の【タイプ別】子育てしやすい職場を探す2つの方法で解説しているので、必ずチェックしてください!
看護師が子育てしづらいと感じる7つの出来事【転職を考えるきっかけ】
子育てナースが転職を考える主なきっかけは、以下の通りです
- 早退や欠勤で申し訳ない気持ちでいっぱい
- 情報収集の時間がない
- フルタイムや残業ができない
- 周りの協力なしでは夜勤・休日勤務はできない
- キャリアアップが難しい
- 家事をする時間がない
- 長期休みがある
子育てと仕事の両立に限界を感じ、上記内容に当てはまる人は、転職のタイミングかもしれません
具体的な内容は、子育てしやすい職場の特徴9選!転職前に押さえるべきポイントを解説で解説しています
【看護師】子育てしやすい職場の特徴9選

保育園の迎えに間に合わない
帰宅後や休日でも子どもと関わる時間がない
こんな悩みを抱えているなら、以下の特徴がある職場は子育てしやすいです
- 子育てナースの割合が多い
- 子育てナースに対する職場の雰囲気が良い
- 子育て支援制度が充実している
- 残業時間が少ない
- 院内保育・託児所がある
- 子育ての経験が活かせる診療科がある
- 経験済みの診療科がある
- 家から近い
- 退職者が少ない
それぞれの特徴については、子育てしやすい職場の特徴9選!転職前に押さえるべきポイントを解説で解説しています
子育てしやすい職場に転職するためのコツ4つ|経験談あり
子育てしやすい職場に転職するためのコツは、以下の4つです
- 求人の下調べを徹底
- 職場見学に参加して転職意欲をアピール
- 転職後の生活を家族とシミュレーション
- 半年は続ける覚悟で転職
転職は気軽にはできません
だからこそ、4つのコツを押さえて満足できる転職にしましょう
コツ1:求人の下調べを徹底
求人の徹底的な下調べは、転職成功の必須条件です
転職は情報戦だからです
情報が多いほど有利に転職を進められます
例えば、志望動機の裏付けが、以下の2つだと、面接官が魅力的に感じるのは「②」です
- ホームページに書いてある内容だけ
- 職場見学や実際に働いている人からの情報
②の方がより熱意も伝わり、内定率も上がります
情報が多ければ志望動機や面接での受け答えの際の引き出しが多く
他の求職者にはない視点でのアピールもできます
コツ2:職場見学に参加し、転職意欲をアピール
職場見学は転職をする上で必須です
大切なのでもう一度言うと、職場見学は転職をする上で必須です

ある病院の看護部長が「職場見学に参加してない人は書類の時点で落とす」と話していました
職場見学に参加するのはハードルが高いのは重々承知の上ですが
それでも本当に転職したいなら職場見学くらいは必ずしましょう
ハードルが高いからこそ、他の人との差別化になります
また、職場見学は他の転職者にはないアピールポイントを作る絶好の機会です
例えば
- 顔と名前を覚えてもらえる
- 職場見学での出来事や感想を面接で話せる
- 気になることを直接質問できる
見て・聞いて・感じたことは、あなただけのオンリーワンのエピソードになります
面接官も「職場見学に参加するほど自分の病院に転職したい」という熱意を感じられます
気になる質問を採用担当者に直接聞けるため、求人を眺めるよりも正確な情報を手に入れやすいでしょう
コツ3:転職後の生活を家族とシミュレーション
転職は行き当たりばったりでは後悔します
転職後の生活を家族とイメージしてみましょう
例えば
- 帰宅時間は早くなるか?遅くなるか?→保育園の送迎や夕食の準備
- 子育て支援制度をどれくらい利用できるか?→年間休日や夜勤の数
- 土日出勤が増えるか?減るか?→パートナーとの勤務調整
様々な角度から今と比較して、子育てがしやすくなれば転職をしても良いでしょう
コツ4:半年は続ける覚悟で転職
看護師は常に需要のある仕事です
その恩恵にすがって「嫌になれば転職すればいいし!」と転職を繰り返すと後悔します
少なくとも転職したら、その職場で最低半年は働きましょう
理由は、以下の2つです
- どんな職場でも最初はしんどい
- 人間関係や職場環境に慣れるのに最低半年はかかる
- 一人前になるまで転職先の良し悪しはわからない
どんな職場でも自分にとってネックになることの一つ二つはあります
その都度転職を繰り返しても、満足する転職はできません
また、短期間で何度も転職を繰り返すと
職歴に不信感を持たれ、次回転職にも響くでしょう
そんな負のループになる前に、自己分析で転職動機をハッキリさせておきましょう
明確な基準で求人選びができ、転職後の満足度も高まります
詳しくは、【ナース転職】自己分析が必須な理由と手順|3つの質問に答えるだけ成功率UPで解説しています
【現役ナース監修】看護師と子育てを両立しやすい職場17選
この章では、現役ナースにインタビューをもとに、子育てしやすい17つの職場についてお伝えします
- 病院の外来
- 透析室看護師
- クリニック
- 訪問看護
- 訪問入浴
- 検診センター
- デイケア、デイサービス
- 介護施設
- 保育園
- 放課後デイサービス
- 産業看護師
- 健康保険組
- 行政機関
- 保健師
- 治験コーディネーター
- 大学や専門学校の先生
- フリーランス看護師【※新しい働き方の提案】
現役ナースのリアルな感想もあるので、具体的なイメージを持つ参考にしていただけると嬉しいです
詳しい内容は、【日勤限定】あなたに合う転職先はどれ?子育てしやすい職場17選と現役ナースの声で解説しています
【タイプ別】子育てしやすい職場を探す2つの方法
タイプ1:マイペースでゆっくり進めるなら「看護師転職エージェント以外」
転職時期にこだわらず、ゆっくり自分のペースで転職先を探すなら、看護師転職エージェント以外がオススメです
例えば
- ホームページから直接応募
- ハローワーク
- eナースセンター(日本看護協会)
- 市の広報誌
- 知人・友人転職(求人)サイト
特に、eナースセンターは看護師をしていても利用している人が少ないため、穴場求人を探すチャンスです
具体的な内容は、今すぐ始める!看護師転職エージェント以外で自分に合った求人を探そうで解説しています
タイプ2:初転職&効率的に進めるなら「看護師転職エージェント」
初めてや少ない時間で効率的に転職したい人は、絶対に看護師転職エージェントを利用すべきです!
看護師転職エージェントなら転職の不安や負担を減らしつつ、最良な職場に転職できるからです
転職エージェントで受けられるサポートは、以下の通りです
- 求人紹介(非公開求人あり)
- 内部事情の提供(ex. 人間関係や職場環境)
- 書類作成
- 面接対策
- 志望先との条件交渉や連絡代行
- 転職スケジュールの調整
- 転職後のメンタルケア など
これらのサポートをすべて無料で受けられ、効率的に子育てのしやすい職場に転職できます

「時間がない」「相談相手がほしい」「転職活動の負担を減らしたい」、こんな人にオススメのサポートといえます
看護師転職エージェントの具体的な活用法や注意点については、【厳選】子育てナースにオススメの看護師転職エージェント5選|利用者のリアルな感想ありで解説しています
これだけは注意!転職前に志望先へ確認するたった1つのこと【※子育てナース限定】
子育て中の看護師なら転職前に「子育て支援制度を申請できる時期」について必ず確認しましょう
職場の方針や制度によっては、雇用期間が1年以上でないと申請できない制度もあります

私の知人で、制度を利用する前提で転職して痛い目を見た先輩もいます
例えば「深夜業(夜勤)の制限」は、以下の条件に当てはまると適応されません
- 雇用期間は1年未満
- 週の所定労働日数が2日以下
子育てナースにとって夜勤免除ができないのは、かなりの痛手です
寝かしつけや朝保育園に送れなくなるため、転職1年目はパートナーや両親の協力が必須になるでしょう
ただし、職場によっては1年目から夜勤免除してくれることもあります
詳しい内容は、転職先に直接確認するか、看護師転職エージェントを通して確認してもらいましょう

もし確認内容に納得できなければ、どうしたらいいの?

それなら、看護師転職エージェントに条件交渉してもらいましょう
子育て支援制度の適応時期の変更や雇用条件、給料などさまざまな交渉をしてもらえます
子育て優先の働き方にしたいなら、子育て支援制度を活かせることはマストです
子育てナースが申請すべき子育て支援制度については、誰も教えてくれない子育て支援制度6選|ナース夫婦は知らないと損で解説しています
トラカン先生が子育てしやすい職場に転職するまでのロードマップ【経験談】
私の中での子育てしやすい職場の定義は、以下の通りした
- 夜勤がない
- 1日を通して、保育園の送迎どちらかができる
- 子育て支援制度が整備されている
これら3つの条件を軸に自分で転職先を探したところ、当てはまる求人がありませんでした!
そこで、看護師転職エージェントに協力してもらいながら求人を確認しました
他にも面接や書類作成に自信がなかったため、転職エージェントにサポートしてもらいました
最終的に応募した職場は求人がなかったため、転職エージェントを通して逆指名(働きたい職場に求人を作ってもらうこと)で面接して、採用されました!

逆指名で求人は出ていないため、ライバルなして面接できました
転職エージェントに協力してもらったため、転職を負担やストレスに感じることなく、転職中の不安もありませんでした
転職後は数回だけお世話になったアドバイザーさんと連絡を取りました
転職後の不安はありませんが、今後転職をしたい時に相談相手がいるのは安心材料の一つです
子育てナースの転職に関するよくある3つの質問
転職前は不安でいっぱいです
特に、子育てナースの多くは仕事と子育ての両立に限界を感じて、初めて転職を考えます
そのため、志望動機の書き方や面接マナー、質問されることなど不安でいっぱい…
そんな不安を解消するために、以下の3つの質問に答えていくよ
- 志望動機ってどうやって書いたらよいですか?
- 子育てナースは面接でどんな質問をされますか?
- 初めての転職なので、面接マナーや身だしなみのイメージがわきません…
質問1:志望動機ってどうやって書いたらよいですか?
ありきたりな志望動機を書いても、面接官にあなたの魅力は伝わりません
そして、あなたの強みはこれまでの経験と子育て中であることです

子育ての経験を活かした志望動機って言われても、イマイチわからないよ

それなら下記の記事を読んでみてください!
具体的な内容やコピペで使える定型文がありますよ
↓↓↓
【コピペOK】熱意が伝わる志望動機の書き方!子育てナースの強みを活かしたい人へ
質問2:子育てナースは面接でどんな質問をされますか?
子育てナースが面接官からされる質問は、ある程度決まっています
つまり、対策をしているかどうかで、大きな差がつきます
具体的な質問は、以下の通りです
- 自己紹介をしてください
- 志望動機を教えてください
- 退職理由を教えてください(※現職の人は不要)
- これまでの経験を教えてください
- 保育園や学校の送迎は誰が担当ですか?
- まだお子様が小さいですが、仕事への支障はありませんか?
- 育児と仕事の両立で工夫していることはありますか?
- 家族のサポート体制について教えてください
- 子育てをしながら夜勤や残業はできますか?
- お子さんの病気による休みの調整はどうしますか?
- いつから働けますか?
- 育休の取得予定はありますか?
- 子育てと仕事だとどちらが優先順位が高いですか?
- 希望する配属先とその理由を教えてください
- 経験のない診療科に配属になっても大丈夫ですか?
- 育児経験を活かして、小児科や産婦人科での勤務を希望しますか?
- 子育てを通じて得た看護に活かせるスキルはありますか?
- 子育て中の看護師として、職場に期待することはありますか?
- 長期的なキャリアプランと育児の両立をどのように考えていますか?
- 休日はどのように過ごされていますか?
20の質問に加えて、 面接官の印象を良くする3つの逆質問についても解説しています
詳しくは、面接で聞かれる質問は決まっている|子育てナースが考えておくべき質問20選と回答例にて!
質問3:初めての転職なので、面接マナーや身だしなみのイメージがわきません…
就職試験以降、面接を受けたことがない看護師も多いです
そのため、いざ転職をしようと思っても面接マナーや身だしなみがわかりません
そして、中途採用はリクルートとは勝手が違う点にも注意が必要です
面接会場で恥ずかしい思いをしないためにも、最低限の面接マナーや身だしなみは押さえておきましょう
面接マナーの基本は、できないと不採用…看護師転職の面接マナー超基本を当日の流れにそって解説にて!
身だしなみの基本は、転職面接は第一印象で決まる?子育てナースの身だしなみチェックリストにて解説しています
まとめ:子育て中の看護師なら負担の少ない転職方法を
今回は「子育て中の看護師の転職事情」について解説しました
子育てと仕事の両立が今の職場では難しいと感じるなら、最善の解決策は転職です

でも転職には時間も労力もいるから、なかなかできないよ…
今の生活だけでも精一杯なのに

そんな人こそ看護師転職エージェントを利用すべきです!
看護師転職エージェントなら、これらのサポートがすべて無料で受けられます
- 求人紹介(非公開求人あり)
- 内部事情の提供(ex. 人間関係や職場環境)
- 書類作成
- 面接対策
- 志望先との条件交渉や連絡代行
- 転職スケジュールの調整
- 転職後のメンタルケア など
一人では転職に不安があったり、転職活動の負担を減らしたかったりする人にピッタリなサービスです
また、一人で転職活動を進めるよりも、子育てしやすい職場に効率的に転職できます
実際に利用して満足度の高かった転職エージェント5社を紹介した以下の記事も読んでください!
