看護師に自己分析が必須な理由|3つの質問に答えるだけで転職成功率UP
こんにちは!トラカン先生です!
今回は「転職に必要な自己分析」についてまとめました!
結局、自己分析ってどうやればいいの?
転職に活かせる強みがない…
「自己分析が大切」っていうけど、何をどうすればいいかわかりませんよね
私も初めて転職した時は、チンプンカンプンでした
そこで今回は、転職に必要な自己分析の基礎について解説します
- 看護師が自己分析すべき理由
- 自己分析の方法
- 自己分析を転職活動に活かす方法
自己分析をしてから面接に臨めれば、他の求職者と差別化しやすく、採用率も上がります
小難しい分析方法は一旦置いといて
本記事ではたった3つの質問に答えるだけで、手軽に自己分析できる方法をお伝えします
「自己分析なくして転職成功なし」
そんな思いを込めて書いた記事なので、ぜひ最後まで読んでください!
【ナース夫婦編】看護師が自己分析すべき5つの理由
看護師に自己分析すべき理由は、次の5つです
- 自分の強み・弱みを客観視できるから
- 自分にとって最優先すべきことがわかるから
- 志望動機や自己PRの一貫性や説得力が増すから
- 子育てに理解のある職場を見つけやすいから
- キャリアプランや人生の軸が明確になるから
自己分析ができれば、転職先の採用率が上がったり、転職後に後悔することも減ります
また、転職の軸(絶対条件)が明確になるため、求人探しもスムーズに行えます
子育てと並行して限られた時間で転職するなら、自己分析をしっかりとしましょう
理由1:自分の強み・弱みを客観視できるから
これまでの経験を振り返りながら自己分析すると
自分だけの強み・弱みを見つけられます
- 子育て3年目で子どもと関わるのが得意→小児科やNICUのある病院
- 5年ほど脳神経外科の病棟で働いた→脳神経外科専門の病院
- 採血や注射などの処置は誰よりも上手い自信がある→健診センター
強みを明確にすると、自分の経験やスキルが求められる職場が選べます
一方でこんな弱みがあれば
- 子育て中で不規則勤務や急な勤務変更に対応できない→外来やクリニック
- 血を見るのが苦手→OP室や外科病棟のない病院
- せっかちな性格で周りを急かしてしまう→急性期や外科病棟のある病院
これらを理解し職場選びができれば
転職後のストレスを抑え、仕事にも早く慣れます
今よりも楽になるための転職が、逆に負担になるのは本末転倒
理由2:自分にとって最優先すべきことがわかるから
複数の転職理由の中で、一番求めることは何かを確認できます
つまり、転職理由に優先順位をつけられるようになるってことだね
例えば
- もっと子育てに理解があり、自分の経験やスキルを活かせる職場で働きたい
- 保育園や家との動線が短い職場を探している(そのためなら診療科は気にしない)
優先順位がないとどの職場に転職しても同じであり、結果的に不満を抱えたまま働くことになります
ただし、すべて理想通りの職場が見つかるとも思えません
自己分析でわかった転職理由に優先順位をつけるのがオススメです
最も優先度の高い理由を軸に転職先を選ぶと納得いく転職ができます
理由3:志望動機や自己PRの一貫性や説得力が増すから
自己分析は志望動機や自己PRに一貫性を持たせる効果もあります
一貫性があると、こんな良いことがあります
- 履歴書や面接で説得力のある説明ができる
- 面接官にあなたと一緒に働くイメージを持ってもらえる
- 面接でツッコまれても具体的なエピソードで説明できる
自分という商品を上手くアピールできるようになります
転職先の求める人物像とマッチすれば、面接で好印象を持ってもらえるでしょう
理由4:子育てに理解のある職場を見つけやすいから
子育てに理解のある職場と一口に言っても、人によって考え方が違います
例えば、急遽休める、夜勤免除できる、土日出勤はなしにしてもらえる、など
つまり、子育てに理解のある職場の条件を決めておかなければいけないということです
- 子どもとの時間:残業が少ない
- 子育て支援環境:託児所などの設備や子育て制度の充実
- 通勤時間の短縮:自宅・保育園・病院の動線や移動距離
条件に合わない病院を選ぶと転職後に後悔し、今よりも子育てがしづらくなります
ちなみに私たちは最優先事項に「子どもとの時間」でした
子どもと関われる時間が増えるなら、苦手な診療科でも候補にしました
理由5:キャリアプランや人生の軸が明確になるから
キャリアプランや看護師人生の軸が明確になり、転職活動で悩間なくなります
今は子育ての時間が最優先だから残業の少ない職場
でも、お留守番できる年齢になったらキャリアアップ優先
みたいなキャリア軸を持てます
3つの質問に答えるだけで完結?看護師の自己分析方法
転職前に自己分析ができれば、採用率は格段に上がります、
ただ、どうやって自己分析すれば良いかわからないし、めんどくさいですよね
そんな人こそ、今回紹介する方法を試してほしいです
3つの質問に答えるだけなので、1分程度で簡単にできます
質問1:これまでの経験・スキルを教えてください
自分の強みを探すなら、これまでの経験やスキルを振り返り、深掘りしましょう
深掘りした強みは、面接時のアピールポイントになります
つまり、あなたが転職先でできることを考えられます
経験やスキルを考える時は、以下の項目を参考にすると簡単に深掘りできます
- 経験場所や規模(病院、クリニック、健診センターなど)
- 経験年数・部署(診療科)
- 病気や症状、患者とのエピソード
- 看護業務以外での役割(委員会など)
- 看護スキル
- 保有資格
ポイントは、自分が働いていた場所でしか得られないスキルを強みにすることです
質問2:転職に求める条件は何ですか?
転職先に求める条件とは、言い換えると「今の職場への不満」です
転職を考える人の多くは、今の職場に何かしらの不満を抱えています
子育てをするには過酷すぎる勤務
残業が多く、結局はいつも延長保育
家から遠くて、朝は送ってから出勤するだけで1時間強
これらの不満が解消できれば、転職して良かったと思えます
先ほどの例だと転職先に求める条件は
- 子育てに理解のあること(子育て世代の多い)
- 子どもと生活リズムを一緒にできる規則勤務であること
- 残業が少なく、まだ明るい内に保育園に迎えにいけること
- 家・保育園・職場の動線が少ないこと など
これらの条件が具体的に上がってきます
闇雲に転職先を探すのは危険!条件を明確にすると、転職後に後悔しません
質問3:今後看護師としてどのようになっていきたいですか?
この質問からわかることは、今後の看護師としてのキャリアプランです
キャリアプランが決まっていないと、転職した理由がわからないまま働くことになります
例えば、今は子育て優先の働き方だけど、最終的には看護師として現役バリバリで働きたいとします
それなら、今回の転職は残業がない穏やかな職場に転職するのがベストだとわかります
下の子が中学生になったら、夜勤込みの急性期病院で働くことも視野に頑張れます
キャリアプランは子どもの成長に合わせて変化します
転職する目的を見失わないように、キャリアプランを念頭に転職先を決めましょう
おまけ:テンプレで自己分析するなら「SWOT分析」がおすすめ
3つの質問から転職におけるあなたの軸を探ってきました
これらの転職の軸をより明確にしたり
強化したりしたい人におすすめなのが「SWOT分析」です
SWOT分析を使うと自分の強み・弱みだけでなく
今の状況で転職すべきかどうかも確認できます
転職が必要かどうかも含めて冷静な判断ができるのは嬉しいね
SWOT分析について解説した記事はこちら▼
自己分析結果を転職活動に活かす方法
自己分析を転職活動に活かす方法についてお伝えします
せっかくの自己分析を転職活動で活かせないのはもったいないので、ぜひご覧ください
方法1:求人検索
自己分析からわかった「転職で譲れない条件」「優先度の高い条件」を軸に
自分に合いそうな求人を探しましょう
複数の求人を比較してみると、各転職先の良し悪しが浮き彫りになります
複数の求人を探すなら
- インターネット
- 職業安定所(ハローワーク)
- 知人からの紹介や口コミ
- 看護師転職エージェント など
これらの方法があります
探す際は、調べる項目を決めておくと良いでしょう
例えば
- 給料
- 福利厚生(有給や病休、看護休暇など)
- 子育て支援体制や託児所などの施設管理
- キャリア支援体制
- 職場の雰囲気や口コミ など
あくまで一例ですが、こんな感じです
ただし、同じ項目で比較しないと、各求人の良し悪しを正しく評価できません
余談ですが、私自身が試して良かった方法は、職場見学をする方法です
インターネットや口コミで集められる情報には限りがあります
一方で、職場見学なら自分がほしい転職先の情報について聞けます
名前と顔を覚えてもらえ、面接前のアピールにもなります
とはいえ
「職場見学を申し込むなんてハードルが高すぎる」という方もいると思います
そんな人は、看護師転職エージェントを活用するのがオススメ!
- 職場見学の申し込みや日程調整はすべてお任せ
- 見学後に採用試験を受けたければ、その調整もしてくれる
- 見学先の情報を事前にもらえるため、心づもりして見学・面接に臨める
職場見学の申込や日程調整を丸投げできます
忙しい子育てナースだからこそ、頼れる部分はしっかり頼ってOKです
転職で落ちたことのない子育てナース解説|看護師転職エージェントの活用法11選
方法2:転職先との相性
自己分析からわかった「自分の強み・弱み」をもとに、転職先候補との相性を探りましょう
相性を探る際のポイントは「完璧を求めすぎないこと」です
自分の強みを活かせ、苦手なことの少ない職場を選べるのがベストです
例えば
- 強み:子育て中であり、高度急性期病院の小児科に8年勤務した
- 弱み:成人看護の経験がない
- 転職先:地元の二次救急で急性期〜慢性期までで、特に小児科に力を入れている
これなら相性が良さそうですね
転職目的がどうであれ、転職後に働くのは紛れもなく自分自身です
自分の強みを活かしつつ弱みがあまり気にならない職場なら、転職後も心身の負担も軽減できます
方法3:志望動機や面接
自己分析は志望動機や面接の場で本領を発揮します
病院の求める人物像と自分の強みがマッチした志望動機が書ければ
面接官に「会ってみたい」「一緒に働いてみたい」と思ってもらえます
さらに
その裏付けのエピソードがあると
面接で説得力のあるアピールができるため、採用率もグッと上がるでしょう!
面接官の気持ちになって考えるイメージしやすいよ
面接官はあなたのことをもっと詳しく知りたいと思っています
なぜなら、「これから一緒に働くのに大丈夫かな?」という不安があるからです
この不安を取り除く最も簡単な方法は、自身について詳しく知ること!
面接官の不安を解消できれば採用されるってことだね
あなたのアピールポイントを前面に出すのではなく
面接官の不安を解消するためのアピールポイントです
そのため、自己分析ではアピールポイントの深掘りが必須になるでしょう
もっと深掘りをしたい!効果的な自己分析に欠かせない2つの条件
効果的な自己分析をするためのポイントは、たったの2つです
- なぜなぜ分析をする
- 客観的な視点を取り入れる
条件1:なぜなぜ分析をする
なぜなぜ分析をすると、自己分析した内容を深掘りできます
例えば、子育てナースがなぜなぜ分析をすると
- 転職が本当に解決策になるかを見極められる
- 仕事と子育ての両立において最優先すべきことがわかる
- 転職先に超具体的な内容で条件交渉できる
- 転職後の後悔やミスマッチを減らせる など
具体的な方法は
- ステップ1:転職目的となる課題を抽出する
- ステップ2:「なぜ?」と自分に何度も質問する
- ステップ3:原因を深掘りする
- ステップ4:改善策を考える
例えば「今の職場では看護師と子育てと両立できない」という課題があったとします
A:激務かつ残業が多いため
A:急性期病院で重症度の高い患者が多く、入退院で入れ替わりも激しいため
また、ベテランが終わるまで帰ってはいけない雰囲気があるから
こんな感じで繰り返し「なぜ?」と自問自答すると
最終的に深掘りした自己分析ができます
今回の例だと「残業の少ない穏やかな病院」が転職先の条件になってきます
条件2:客観的な視点も取り入れる
自己分析の欠点は、主観で進めてしまうことです
つまり、自分よがりの分析になるということです
自分よがりの自己分析は視野を狭め、本来引き出せたはずの自分の強みを見えなくします
そこで、有効な手段として「客観的な視点を取り入れる」ことです
具体的には
- 職場の同僚や知人などからの他者評価をもらう
- 自己分析テンプレートや診断ツールの活用
- 看護師転職エージェントの活用 など
特に職場の同僚は、看護師として働く姿を一番近くで見ています
看護師(ナースて夫婦)の自己分析に関するよくある3つの質問
自己分析をしていると皆同じ疑問を持ちます
- ナース夫婦ならではの自己分析方法はありますか?
- いつの時期から自己分析を始めるべきですか?
- ナース夫婦ということを転職の強みにできますか?
これら3つの疑問にお答えします
質問1:ナース夫婦ならではの自己分析方法はありますか?
パートナーに分析してもらう方法がオススメです
他の看護師から見たあなたを知れ、客観的な視点を補った自己分析ができるからです
自分だけでは気づけなかった強みや弱み、アピールポイントなどを発見できます
これらの発見は志望動機や面接で、あなただけのアピールになります
他者評価が加わると説得力が増しますし
もしパートナーや知人に自分の弱みまで曝け出すのは恥ずかしいなら
看護師転職エージェントをしましょう
専門のアドバイザーがあなたを客観的な視点で分析してくれます
詳しくは、こちらの記事にて
転職で落ちたことのない子育てナース解説|看護師転職エージェントの活用法11選
質問2:いつの時期から自己分析を始めるべきですか?
仕事をしながら4月転職を目指すなら、1月には自己分析を始めましょう
仕事をしながら自己分析をするなら、1〜2ヶ月かかる人もいるからです
気になる求人が見つかったら、すぐに動けるように入念な自己分析で転職の土台を作っておきましょう
質問3:ナース夫婦を転職の強みにできますか?
はい、できます!
互いの経験をもとにアドバイスし合えるからです
ICUは看護師の数が多いから基本定時あがりだけど、勉強会が多いのよ
慢性期病棟なら急な指示変更も少ないし、時間に余裕をもって働けるよ
みたいな感じです
家族のこととして誰よりも真剣に考えられる良き理解者になるでしょう
まとめ:看護師転職エージェントなら無料で自己分析のサポートをしてもらえる!
今回は「看護師の自己分析」について解説しました
転職前に自己分析ができれば、以下のメリットがありました
- 転職目的を実現するための条件がわかる
- 採用率が上がる
- 転職後に後悔する確率を下げる
- 転職後のキャリアプランまで見据えて転職ができる
具体的には、以下の3つに答えるだけです
- これまでの経験・スキルを教えてください 5
- 転職に求める条件は何ですか? 5
- 今後看護師としてどのようになっていきたいですか?
どの転職応援サイトよりもシンプルかつ簡単にできるので、必ず試してください!
今まで気にもかけなかった自分だけの強みやアピールポイントがきっと見つかります
こちらの方法を試した上で、さらに一歩踏み込んだ自己分析がしたいなら
看護師転職エージェントを活用するのがオススメです
- 無料かつ自己分析の相談相手ができる
- 求人探しや書類作成、転職先とのアポなども代行してくれる
詳しくは、こちらの記事をどうぞ