【看護師】転職失敗と感じる人の特徴と理由!ポイントを押さえて内定率を高めよう
こんにちは!トラカン先生です!
今回は「転職を失敗したと感じる理由」についてまとめました!
転職後ってみんな同じ悩みを抱えている気がするんだけど、どうなんだろ?
鋭いですね!
実は、転職に失敗したと感じる理由はみんな同じです
裏を返せば、失敗したと感じる理由をあらかじめ知っておけば、転職で後悔することはありません
- 子育てナースが転職で失敗する理由
- 転職に失敗する子育てナースに共通する特徴
- 子育てナースが転職で成功するための7つのコツ
子育てナースが転職に失敗したと感じる内容に特化して解説します
転職後、すぐは辞めずらく、後悔したまま働くのも辛い…
結局、転職後は前よりも子育てがしにくくなっただけ…
こんな失敗をしてほしくないため、この記事を書きました
転職経験のある現役ナースから意見をもらったので、ある程度信頼できる内容かと
ぜひ、最後まで読んで、転職してよかったと思えるようになりましょう
子育てナースが「転職に失敗した…」と感じる8つの理由
看護師の12,2%が転職に失敗したと感じます(※1)
子育てナースが転職に失敗したと感じる理由は、次の8つです
- 情報収集が不十分だった
- 人間関係が悪かった
- 仕事内容が合わなかった
- 仕事量が増えた
- 応募条件とズレがあった
- 給料が下がった
- 教育・研修体制が整っていなかった
- 無駄なプライドが邪魔している
また、年代別に見る退職理由は、こちら(※2)
全体 | % | 20代 | % | 30代 | % | 40代 | % | 50代 | % | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 結婚 | 11,6 | 結婚 | 13,1 | 結婚 | 15,7 | 子育て | 16,1 | 親族の健康・介護 | 12,7 |
2位 | 子育て | 10,5 | 転居 | 12,7 | 妊娠・出産 | 15,2 | 結婚 | 13,0 | 自分の健康(主に身体的な理由) | 10,4 |
3位 | 転居 | 9,1 | 看護職の他の職場への興味 | 11,5 | 子育て | 14,5 | 妊娠・出産 | 11,9 | 結婚 | 10,4 |
4位 | 妊娠・出産 | 8,8 | 自分の健康(主に精神的な理由) | 8,9 | 転居 | 13,1 | 転居 | 8,5 | 子育て | 9,0 |
5位 | 自分の健康(主に身体的な理由) | 7,4 | 夜勤の負担が大きい | 7,8 | 配偶者の転勤 | 9,9 | 看護職の他の職場への興味 | 7,5 | 転居 | 7,6 |
6位 | 看護職の他の職場への興味 | 7,2 | 勤務時間が長い 超過勤務が多い | 7,1 | 看護職の他の職場への興味 | 7,9 | 自分の健康(主に身体的な理由) | 7,3 | 看護職の他の職場への興味 | 7,0 |
7位 | 親族の健康・介護 | 6,7 | リフレッシュ | 6,6 | 夜勤の負担が大きい | 6,9 | 配偶者の転勤 | 7,2 | 配偶者の転勤 | 6,7 |
8位 | 配偶者の転勤 | 6,5 | 自分の健康(主に身体的な理由) | 6,2 | 勤務時間が長い 超過勤務が多い | 6,4 | 親族の健康・介護 | 5,6 | 勤務時間が長い 超過勤務が多い | 5,5 |
9位 | 勤務時間が長い 超過勤務が多い | 5,4 | 自分の適性・能力への不安 | 5,9 | 自分の健康(主に身体的な理由) | 5,6 | 勤務時間が長い 超過勤務が多い | 5,4 | 妊娠・出産 | 5,4 |
10位 | 夜勤の負担が大きい | 4,9 | 看護職の他の職場への興味 | 5,5 | 自分の健康(主に精神的な理由) | 5,0 | 家事と両立しない | 5,2 | 夜勤の負担が大きい | 4,3 |
参考1:看護roo!/看護師が転職に「失敗」しないために大切な4つのこと
参考2:厚生労働省/看護師等(看護職員)の確保を巡る状況 P14
理由1:情報収集が不十分だった
転職に失敗したと感じる主な理由は、自己分析と情報収集不足です
情報不足だと職場の良し悪しを判断できません
インターネットが普及した現代において、転職先の情報収集は手に入れやすいです
だけど、子育てナースは日々多忙…情報収集の時間確保は難しいですよね
情報収集の手を抜かないことが転職成功の近道になります
情報収集するなら、次の方法があります
- 病院のホームページ
- 求人サイト
- ハローワーク
- ナースセンター
- 知人・友人
- 口コミサイト
- 看護師転職エージェント など
①〜⑥→今すぐ始める!看護師転職エージェント以外で自分に合った求人を探そう
⑦→【厳選】子育てナースにオススメの看護師転職エージェント5選|利用者のリアルな感想あり
で解説しています
理由2:人間関係が悪かった
人間関係も転職失敗の理由としてよく聞きます
そうはいっても、転職してみないと人間関係の良し悪しはわかりません
古株やお局、その病院独自のネットワークなどがあると、中途で入った人が溶け込みずらい雰囲気があります
また、人間関係がギクシャクしていると
とはいえ、転職前に人間関係の良い職場かどうかを知りたいと思います
そんな時は、看護師転職エージェントの活用がオススメ!
アドバイザーが病院の人間関係などの内部事情を教えてくれます
子育てナースの割合や看護休暇の取得率などが聞ければ、子育てへの理解もわかります
理由3:仕事内容が合わなかった
転職先の仕事内容が合わないパターンもあります
例えば
これまで急性期病院でバリバリ働いていた人が、子育て中心の働き方にするため、療育型病院や施設に転職したとします
急性期では当たり前にしていた仕事も、療育型病院や施設では求めらません
そんな状況に「物足りなさ」や「やりがいを感じられない」と思うことも…
これは私も感じたことがあるのでわかります
転職の目的は子育て中心の生活にしたいからであり、看護スキルを磨くためではない…
そんなのはわかっているけど、ギャップについていけないですよね
理由4:仕事量が増えた
転職前よりも仕事量が増えて後悔することも…
例えば、総合病院から小規模病院に転職したとします
小規模病院は総合病院のように業務の細分化がされていません
そのため「これって看護業務なの?」と感じる仕事まで看護師がしなければいけないこともあります
その結果、業務範囲が煩雑になり、仕事量は減らない…むしろ増えたと後悔する人もいます
理由5:応募条件とズレがあった
転職に失敗したと感じる5つの理由は、応募条件とズレがあることです
「蓋を開けたら違う部署へ配属だった」「応募の“残業なし”は嘘だった…」
こんなのは、よくある話です
応募条件とズレていても転職直後は相談しずらく、諦める人もいます
こんな状況にならないためにも
契約時の雇用条件は隅から隅まで目を通しましょう
応募条件とのズレは雇用契約前に言わないと、後で修正が効きにくいです
理由6:給料が下がった
夜勤や残業の少ない職場に転職すると、どうしても給料が下がります
特に日勤だけの職場は夜勤手当がないため、月あたり4〜8万円ほど減ります
年収で約50〜100万円も減ると、正直へこみます
子育てには何かとお金が必要になり、最低でも転職前と同じ水準でほしいところ
転職前に最終的な手取りや手当、給料の伸び代について確認しましょう
理由7:教育・研修体制が整っていなかった
教育・研修体制が整っていないと、指導してもらえなかったり、業務の引き継ぎがな買ったりします
そんな職場だと自己学習の時間が増え、ストレスも大きいです
特に即戦力として採用される中途ナースは
「〇〇くらいの仕事ならできるでしょ!」前提で仕事を任せられるため、教えてもらう機会が少なく辛い…
転職先では、できること・できないことをはっきり伝えましょう
新しい職場の同僚もどこまでの仕事を任せて良いか、手探りの状態です
こちらからできること・できないことを伝えて、教えてもらいやすい雰囲気を作ることも大切です
理由8:無駄なプライドが邪魔している
無駄なプライドは、転職に失敗したと感じる原因になります
これは自分自身の問題です
自分はもっと仕事ができるのに、いちいち言われるのが面倒…
先輩の指導はレベルが低すぎて理解できない!
プライドは学ぶ機会を減らし、人間関係をギクシャクさせます
不満や愚痴ばかり出て「転職しなければ良かった」と後悔します
まずは感謝の気持ちを忘れず、新しい職場の方針や指導内容を素直に受け止めること!
素直に仕事ができれば、転職先でも受け入れてもらやすく、働きやすい職場になります
転職に失敗する子育てナース7つの特徴
転職に失敗する子育てナースには、共通する7つの特徴があります
- 転職目的がぼんやりしている
- 希望条件の優先順位がない
- ネガティブな理由だけで転職する
- 転職先の情報収集が不十分
- 人の意見に流されて、自分の意思はない
- 求人を一つに絞ろうとする
- 転職以外に選択肢がないと初めから決めつける
この特徴を改善するだけでも、転職に失敗する確率は格段に下げられます
転職する子育てナースのほとんどができてないため、押さえておくだけで強みになります
特徴1:転職目的がぼんやりしている
転職目的がぼんやりしていると、転職に失敗します
転職前後で何も変わらず、新しい職場に満足できないからです
転職は今抱える不安や不満を改善するための行動です
「夜勤と子育ての両立が難しいから、日勤だけのクリニックに転職」みたいな感じです
目的のない転職は意味がありません
転職目的をはっきりさせるためには自己分析が欠かせません
自己分析については
「子育てナースが転職で成功するための8つのコツ」で解説しています
特徴2:希望条件の優先順位がない
希望条件に優先順位がないと、自分に合った転職先かを判断できません
優先順位は次の2つを意識して決めましょう
- 最初に絶対に外せない条件を決めること
- 希望条件は具体的に決めること
まずは、どの職場にも求める絶対条件を決めましょう
絶対条件はあなたの転職の軸になります
希望条件は誰が見てもイメージできる具体的な内容にしましょう
例えば「1か月あたりの残業時間が10時間以内」「子育て世代の看護師が20%以上の職場」などです
自分に合った職場を見つけやすくなり、転職満足度も上がります
特徴3:ネガティブな理由だけで転職する
ネガティブな理由だけで転職すると、失敗するので注意です
例えば
「上司が嫌で働きたくない」
「面倒な仕事ばかり任せられるのでうんざり」など
こんな人は結局、新しい職場でも同じ不満を持ちます
逆にポジティブな理由で転職できる人は
未来に向かって進めるため、転職先に不満を抱きにくいです
特徴4:転職先の情報収集が不十分
転職先のことを知らないまま転職するのはNGです
情報不足のまま転職すると、こんな不満が出ます
例えば
子育てしやすいと噂のクリニックに転職したけど、残業込みで20時過ぎまで勤務だった
仕事量を減らすために小規模病院に転職したら、看護業務以外の仕事が増えた
もし情報収集の時間がないなら、次の方法がオススメです
- 看護師転職エージェントへ相談
- すでに働いている先輩へ相談
- 職場見学へ参加
私も上記3つの方法を取り入れ、一回で転職できました
あなたに必要な情報を手に入れ、最適な職場に転職できるよと良いですね
看護師転職エージェントの活用方については
「転職で落ちたことのない子育てナース解説|看護師転職エージェントの活用法11選」で解説しています
特徴5:人の意見に流されて自分の意思はない
人の意見に流される人は、転職しても何も変わりません
実際に働いている人から聞いたならまだしも
同僚から「〇〇病院は子育てしやすいらしいよ」みたいな噂話だけで、転職先を決めるのは危険です
転職は自己責任ですべきです
人の意見に流されないためにも
「なぜ転職したいか?」「転職で解決したいことは?」zと、転職目的をはっきりさせましょう
特徴6:求人を一つに絞ろうとする
転職に失敗する人は、一つの求人に固執します
これだと採用されなかったら、また一からスタートです
スピーディーに転職活動を進めないとモチベーションが下がり、転職自体を諦めることも
そこで、希望条件に幅を持たせて、職場の選択肢を増やしましょう
複数の候補があれば「落ちても次がある」と開き直れます
心に余裕も違いますよね
転職活動のストレスも減り、転職活動のモチベーションも維持しやすいでしょう
特徴7:転職以外に選択肢がないと初めから決めつける
「転職以外に選択肢がない」という考えも危険です
まずは今の職場での改善策を考え、それでもダメなら転職もアリです
例えば
- 子育てしづらい職場→実は子育て支援制度を最大限活用できてないのでは?
- 人間関係が辛い→転職の前に部署異動もできるのでは?
ただし、肉体的・精神的に限界を感じているなら、短期間で職場環境を変えましょう
具体的な方法は、次章の「転職で成功するためにすべき7つのコツ」でお伝えします
子育てナースが転職で成功するための8つのコツ
転職に成功する子育てナースが意識しているコツはあるの?
手っ取り早く転職に成功するためのコツを知りたいなら、次の8つを意識しましょう
- 転職目的を明確にしてから求人を探す
- 絶対条件と希望条件をあげて、優先順位をつける
- あらゆる手段を使って転職先の情報を集める
- 複数の求人を比較して最適なものを選ぶ
- 履歴書や面接対策を怠らない
- 勢いに任せて転職しない
- 病院以外の職場も選択肢に含められる
- 最終的には自己責任で転職する
コツ1:転職目的を明確にしてから求人を探す
転職目的をはっきりしていると、転職後に満足できる職場選びができます
つまり、的外れな職場を選ばなくなるってことです
転職目的とは簡単に言うと「なぜ転職したいか?」「転職を通してどんな自己実現がしたいか?」です
転職は自己実現をするための手段に過ぎません
転職目的をはっきりさせるために、まずは自己分析をしましょう
詳しい内容は
「看護師に自己分析が必須な理由|3つの質問に答えるだけで転職成功率UP」にてどうぞ
コツ2:絶対条件と希望条件をあげて、優先順位をつける
絶対条件と希望条件を考え、優先順位をつけましょう
絶対条件とは職場問わず必須の条件であり、希望条件はあると嬉しい条件です
希望条件に優先順位をつけると、複数の求人を比較しやすくなります
私は子育て中心の働き方にしたかったので
絶対条件に「夜勤なし」、希望条件に「1位:残業が少ない」「2位:人間関係が良い」にしました
人間関係が多少悪くても、時間内に仕事を終えられれば良いと考えです
絶対・希望条件は人によって違うため、あなたにとっての条件を考えてみましょう
コツ3:あらゆる手段を使って転職先の情報を集める
転職成功者は、転職先について誰よりも知っています
情報が多いと他の求職者に比べて
- あなただけのアピールができる
- 差別化がされやすい
- 転職活動を有利に進められる
例えば
子育てナースの割合や支援制度の申請率などがわかれば、こんなアピールもできます
貴院は子育て支援制度の申請率が高く、私のような子育て看護師も長く勤められる職場と感じています
面接前に求人のイメージが違えば、採用試験を受ける必要もありません
とはいっても、個人でできる情報収集には限界がありますよね
そこでオススメなのが、次の2つを活用すること
- 医療者の友人ネットワーク
- 看護師転職エージェント
友人ネットワークを活用できれば、働いている人のリアルな感想を知れます
看護師転職エージェントならアドバイザーと採用担当者がつながっていることがあり
人間関係や職場の雰囲気など求人にはでない内部事情も知れます
私も人間関係や実際の残業時間などを教えてもらい、転職に役立ちました
看護師転職エージェントの活用法については
「転職で落ちたことのない子育てナース解説|看護師転職エージェントの活用法11選」で解説しています
コツ4:複数の求人を比較して最適なものを選ぶ
求人の良し悪しを決めるために、複数の求人を比較しましょう
比較しないと、どの求人が自分に最適であるかがわかりません
かといって、一つひとつの求人を見比べるのは大変…
そんな時にこそ看護師転職エージェントの出番です
看護師転職エージェントの強みは、次の通りです
- 気になる求人を一括比較できる
- 求人探しの時間や労力がかからない
- 転職に関するアドバイスやサポートもしてもらえる
- すべてのサービスが無料
各求人を同じ条件で比較できるため、求人の優先順位もつけやすいでしょう
様々な求人から自分が気になる求人を比較し、最適な転職先を見つけられます
コツ5:履歴書や面接対策を怠らない
人気の求人には、多くの求職者が殺到します
応募締め切りも早く、履歴書や面接対策なしで採用してもらえるほど甘くありません
とはいっても、新卒以降、履歴書や面接の機会がない人は、進め方がわかりませんよね?
身近な同僚に頼む手もありますが、職場にバレるのだけは避けたいところです
そんな時こそ、このブログを活用してください!
魅力的なる履歴書の書き方は
→看護師の履歴書|子育てナースでも採用される志望動機の書き方と例文【コピペOK】
子育てナースの転職でよくされる質問集は
→子育てナースが転職面接でよく聞かれる質問20選|面接の流れや事前準備も解説
当日の身だしなみは
→転職面接は第一印象で決まる?子育てナースの身だしなみチェックリスト
コツ6:勢いに任せて転職しない
転職に成功する人は、勢いに任せの転職はしません
勢いで決めた転職先は後悔すると知ってい流からです
例えば
上司と喧嘩した勢いで辞める宣言、その後から焦って求人探しなんて最悪です
実はこれは私自身のエピソードで、本当にオススメしません
勢いや衝動は冷静な判断をできなくし、視野を狭め、転職後の後悔の原因になります
賢く転職したいなら、次の2つを意識しましょう
- 日頃から気になる求人を探す癖をつけておく
- どんな条件なら転職したいかを決めておく
コツ7:病院以外の職場も選択肢に含められる
転職先が病院に固執する必要はありません
なぜなら、転職はあくまで今ある悩みを解決するための手段にすぎないからです
私の周りでも転職を考える看護師がたくさんいます
しかし、その人たちは決まって「次はどの“病院”に転職しよう?」と言います
選択肢が病院だけだと、転職の可能性を狭めます
新卒から病院でしか働いたことがない人ほど、病院以外の職場を考えられません
働いたことのない職場はイメージもつかないので仕方ないことですが…
そのため、この機会に看護師として働ける職場について知っておきましょう
病院以外の職場を考えているなら
「今すぐ始める!看護師転職エージェント以外で自分に合った求人を探そう」が役立ちます
コツ8:最終的には自己責任で転職する
転職に成功するには、すべて自己責任です
自己責任で転職できる人は、転職後に理不尽に直面しても前向きに取り組めます
一方で、すぐ他人の責任にする人は、転職しても不平・不満を感じ続けます
転職はどこまで行っても自己責任の世界です
自らの判断で転職を決意し、自己責任で転職活動を進めましょう!
転職に失敗してもとりあえず半年は続ける
転職先について入念に調べて第一志望に内定をもらっても、転職に失敗することはあります
転職直後は人間関係や仕事に慣れることなど大変で、転職に失敗したと感じやすい時期です
そこで、半年ぐらい続けてから転職に失敗したか考えるのがオススメです
私の経験上、人間関係や仕事になり始めると徐々にその気持ちは薄らぎます
また、先輩や上司に相談、部署や勤務形態の変更で改善することもあります
それでも改善しなかった時、初めて再転職も考えましょう
【失敗談】転職で後悔した子育てナースの話
この章では、子育てナースの転職失敗談について紹介します
転職で同じ後悔をしないための参考にしてください!
失敗談1:仕事の時間が増えた話
子どもが小学生になるタイミングで総合病院からクリニックに転職したAさん
転職理由は
- 夜勤がない
- 家から近い
- 昼休憩中に買い物や夕食の準備を済ませられる
しかし、現実は甘くありませんでした
受付時間ギリギリに来た患者の対応で休憩はとれず、勤務は毎日20時過ぎまで
慣れない外来業務に戸惑っても、業務を教えてもらうスタッフがいない
覚える仕事も多いため、家に帰っても予習・復習の日々で疲労困憊
結局、半年でクリニックを辞めて、元々の病院へ戻りました
現在は総合病院で子育て支援制度を活用しながら、満足していると話していました
- 情報収集の徹底
- 転職後の生活のイメージを持つ
看護師転職エージェントなら退勤時間や平均残業時間など、個人では聞きにくいことも聞いてもらえます
これらの方法で得られた情報をもとに転職後の生活のイメージを持ちましょう
失敗談2:給料が減った話
上の子が小学生になるタイミングで、通勤時間短縮のため自宅から近い中規模病院(私立)に転職しTさん
もとは高度急性期病院(県立)で働いていたため、子育て支援制度が充実していました
一方、転職後は子育て支援制度が充実しておらず、制度申請もしづらい雰囲気
結局、国公立病院の方が子育て支援や福利厚生が充実しているなと思いました
通勤時間は短縮できたものの、子育て支援制度や福利厚生を最大限利用できず…
また、給料も額面では上がったものの、退職金制度がないため、長期的に考えると転職は失敗でした
- 国公立病院と私立病院の比較する
- 転職先の制度や福利厚生について調べる
- 転職目的を明確化する
今回の転職の最終的な目的は、通勤時間を短くすることではありません
子育てのしやすいライフスタイルすることです
利用したい子育て支援制度や福利厚生を転職前後で比較すべきです
5ステップで解説|今の職場をすぐ辞めたい人がすべき5つの行動
今の職場をすぐ辞めたい人は、次の5つのステップに沿って転職しましょう
- 辞めたい原因を明らかにする
- 誰かに相談して客観的な意見をもらう
- 職場見学をして他の職場を見てみる
- 具体的な転職スケジュールを立てる
- 誰にも知られたくないなら転職エージェントがオススメ
この5ステップを実践できれば、最短で転職を実現できます
冷静さを欠き、勢いに任せて辞めると後悔するため、ぜひ参考にしてください
ステップ1:辞めたい原因を明らかにする
今すぐにでも辞めたいなら、まずは辞めたい原因を探りましょう
原因がわからないと、転職しても根本的な解決にならないからです
例えば
夜勤をしながら子育てに限界
→健診センターや産業看護師などが日勤のみの職場が良い
子育て支援制度が充実していない病院
→国公立病院のように確実に制度が整った病院に転職するのもアリ
はたまた、保育園の送り迎えがいつもギリギリなら、外来へ移動機能を出すのも選択肢の一つでしょう
原因を明らかにできれば、最も良い解決策を考えられます
ステップ2:誰かに相談して客観的な意見をもらう
今すぐ仕事を辞めたい人は、誰かに相談して客観的な意見をもらうべきです
感情的になったり、焦ったりした状態では冷静な判断ができません
特に子育てや家庭など自分以外の人にも影響を及ぼす状況だと、なおさら焦ってしまいます
そんな時こそ、信頼できる同僚、家族、看護師転職エージェントなどに相談しましょう
一人では気づけない視点で物事を捉えられます
職場の身近な同僚なら的確な意見をもらいやすいため、相談相手にオススメです
相談することで精神的なストレスも軽減され、冷静に状況を分析できます
ステップ3:職場見学をして他の職場を見てみる
今すぐ仕事を辞めたいと思った瞬間から、突如他の職場が魅力的に見え始めます
隣の芝生が青く見えるってやつだね
しかし、新しい職場が必ずしも辞めたい理由を解決してくれるとは限りません
だからこそ、転職前の職場見学が重要になってきます
- 職場の雰囲気を直接感じられる
- 採用担当者にあなたの顔と名前を覚えてもらえる
- ホームページや求人では知れない情報を入手できる
- 面接時のアピールに使える
職場見学を申し込む方法は、次の2つです
- 直接申し込む
- 看護師転職エージェントに依頼する
仕事・家事・育児と忙しい子育てナースなら看護師転職エージェントがオススメ!
職場見学の申込から日程調整まで代行してくれるため、忙しい子育ての負担もナシ!
看護師転職エージェントの利用方法については
「【厳選】子育てナースにオススメの看護師転職エージェント5選|利用者のリアルな感想あり」で解説しています
手っ取り早く、利用開始したいなら、以下のボタンをクリック!
ステップ4:具体的な転職スケジュールを立てる
職場見学をして転職の意思が固まったら、具体的な転職スケジュールを立てましょう
モチベーションを維持しながら転職したいなら、計画的に進めるのがポイントです
転職の流れについては
「看護師転職|エージェントで転職する流れ5ステップと後悔しないための7つのポイント」の記事をどうぞ
ステップ5:誰にも知られたくないなら転職エージェントがオススメ
職場に内緒で転職する人も多いです
転職中とバレると、今の職場で気まずくなるからです
職場にはバレずに、転職先が決まったら公表したいと思うのが自然の流れ
そんな人は看護師転職エージェントを活用しましょう
具体的な活用法は
「転職で落ちたことのない子育てナース解説|看護師転職エージェントの活用法11選」の記事をどうぞ!
そもそも内定がでない…3つの原因を改善するだけで転職成功率UP
そもそも内定がでない原因は、次の3つです
- 面接で表情や声のトーンが暗い
- ネガティブな発言が多い
- なんとなく転職しようとしている
もし当てはまるなら、転職成功率を上げるためにも改善必須です
具体的な改善法についてもお伝えします
原因1:面接で表情や声のトーンが暗い
面接官はあなたと働く姿をイメージしながら面接をします
表情が暗くボソボソと答えていると「一緒に働いて大丈夫か」と不安になります
看護師の仕事はチーム戦であり、同僚や患者家族とのコミュニケーションが重要です
円滑なコミュニケーションをアピールするため、背筋を伸ばし、はっきりした口調で答えましょう
面接の質問は決まっているので、事前に対策すれば自信を持って臨めます
質問内容はある程度決まっているため、押さえておくとおかないで差ができますよ
子育てナースがよくされる質問は
「子育てナースが転職面接でよく聞かれる質問20選|面接の流れや事前準備も解説」で解説しています
原因2:ネガティブな発言が多い
内定が出ない原因の一つにネガティブな発言の多さがあります
本当は転職理由が
「残業が多く、子育てと両立が難しい」
「給料が低くて仕事のモチベーションが上がらない」
などネガティブあっても、表向きはポジティブな理由に変えて転職に望みましょう
本音と建前を使い分けることは大切です
例えば
(本音)今の職場は残業が多く、子育てと両立なんてできっこない
(建前)貴院は子育て世代が多く、子育て支援制度も充実しているため、仕事と子育ての両立をしつつ、看護師としてのキャリアも諦めずに済むと考えました
(本音)給料が低くて仕事のモチベーションが上がらない
(建前)興味のある診療科や研修制度の充実から、給料以上に満足できる職場と確信しています
前向きでポジティブな理由は、面接官から好印象や内定率も上がります
まずは志望動機からトライしましょう
好印象を持ってもらえる志望動機の書き方は
「看護師の履歴書|子育てナースでも採用される志望動機の書き方と例文【コピペOK】」で説明しています
原因3:なんとなく転職しようとしている
理由もなく転職する人は、内定がでにくいでしょう
面接官にとってなんとなく転職する人を採用するはありません
それよりも病院や看護理念に興味を持ってもらえる人を採用します
特に、別ジャンルに転職する時は、面接官が納得できる明確な転職理由が求められます
内定をもらうためには、面接官に「あなたと働いてみたい」と思わせなけれないけません
そのためにも、転職理由について深掘りしておく必要があるでしょう!
まとめ:転職に失敗したくない人は看護師転職エージェントの活用がオススメ
今回は「子育てナースが転職に失敗しないコツ」について解説しました
転職に失敗する根本的な原因は、自己分析や情報収集不足です
反対に、以下のコツを意識するだけでも内定率がグッと上がるので
ぜひ試してみてください!
- 転職目的を明確にしてから求人を探す
- 絶対条件と希望条件をあげて、優先順位をつける
- あらゆる手段を使って転職先の情報を集める
- 複数の求人を比較して最適なものを選ぶ
- 履歴書や面接対策を怠らない
- 勢いに任せて転職しない
- 病院以外の職場も選択肢に含められる
- 最終的には自己責任で転職する
転職目的を明確にするための自己分析については
看護師に自己分析が必須な理由|3つの質問に答えるだけで転職成功率UP
看護師転職エージェントを活用してスムーズに転職したいなら