子育てナースは夜勤専従に向いている!意外な理由と後悔しない転職方法
こんにちは!トラカン先生です!
今回は夜勤専従についてお話します
子どもが小さいから夜勤は無理…
子育てにはお金がかかるけど、日勤だけだと収入が減って辛い…
そんな子育てナースの悩みを解決する手段として夜勤専従はもってこいです!
なぜなら、夜勤専従なら生活リズムが整うことに加えて、高い給料が保証されているからです
本記事では子育てナースに向けて、以下の内容について解説します
- 夜勤専従が向いている理由
- 夜勤専従に転職して後悔しないためには?
- 夜勤専従の1日のスケジュール【具体例】
- 夜勤専従を始める手順
- 夜勤専従しやすい職場
夜勤専従を考える子育てナースなら誰でも一度は考える疑問や不安をすべて解決するので、ぜひ最後まで読んでください!
記事のボリュームが多いため、以下のもくじから自分の知りたいことだけを確認してもOKです
結論、夜勤専従ナースは子育てしやすい!
夜勤と聞くだけで子育てには向いていない働き方と思われがちです
しかし、夜勤専従の方が 生活リズムが整い、仕事と子育ての両立がしやすくなります
具体的な理由については、次章にて解説します
子育てナースに夜勤専従が向いている7つの理由
子育てナースに夜勤専従が向いている理由は、次の7つです
- 日中は子育てや家事に専念できる
- 子どもの行事に参加しやすい【スケジュールあり】
- 高収入を維持できる【平均年収あり】
- 疲れにくくなる
- 出産後はじめてプライベートの時間ができる
- 人間関係のストレスが少ない
- 手続きや受診がしやすい
理由1:日中は子育てや家事に専念できる
夜勤専従の働き方を選ぶ1つ目の理由は、子育てや家事に専念する時間を確保しやすいことです
日中は仮眠を除けば自由な時間が多く、活動しやすいでしょう
例えば、保育園を休ませて子どもと過ごしたり、普段できない家事をまとめて行ったりできます
夕食を作ってから仕事に向かえば、「仕事が忙しくて何もできていない」と自暴自棄になることも減るでしょう
対して、二交代や三交代の不規則な勤務では
子育ても家事も中途半端になりがちです
まとまった時間が取れず、仕事から帰っても次の日の準備に追われる生活…
このため、夜勤専従で日中にまとまった時間を確保でき
子育てや家事との両立に適しているといえます
理由2:子どもの行事に参加しやすい【スケジュールあり】
夜勤専従を選ぶ2つ目の理由は、子供の行事に参加しやすいことです
1回の勤務は16〜17時間と長いですが、月の勤務日数は9〜10回程度で休日です
保育園や学校では発表会、参観日、三者面談などの行事があります
また、習い事の送迎や週末の遠征など、学業以外の活動も多くあります
子育て中の看護師は忙しい日々を送ります
しかし、夜勤専従なら休日が多く予定を立てやすいため、子どもの活動に積極的に関われます
これにより、子育てと仕事の両立がしやすくなります
理由3:高収入を維持できる【平均年収あり】
3つ目の理由は、給料が高いことです
すべての勤務で夜勤手当がつくため、夜勤専従になってからの方がむしろ給料が高くなります
給料が高い理由は
- 夜勤手当が 含まれるから
- 業務負担と責任が大きいから
- 特殊な勤務時間への対価だから
- 求められる知識とスキルが高いから
厚生労働省によると夜勤専従ナースの平均年収はおよそ「510万円」です
詳細については、以下の通りです
①、所定内給与(月額):31万9,300円
②、夜勤手当:1回3,878円(1時間554円)
※時給:31万9,300円÷144時間=約2,217円で計算
③、賞与:年間85万6,500円
(①×12か月)+(②×9回×12か月)+③ = 年収510万6,924円
※二交代で1回の拘束時間が16時間とする
月9〜10回の勤務と考えると、平均年収は高い方です
育児にはお金がかかる子育てナースにとっては
休みが多くて高収入の一石二鳥ですね
理由4:疲れにくくなる
4つ目の理由は、疲れにくくなります
勤務自体が規則的であり、一定の生活リズムが保てるからです
また、二交代の夜勤専従なら明けからまとまった休みになるため
疲れた体を休め、体調管理もしやすいでしょう
むしろ健康的な生活をになったと先輩は話ていました
帰宅後にゆっくりお風呂に入って、ちょっと高級なアイスを片手に、撮り溜めたドラマ鑑賞
子どもが保育園の日なら誰にも文句を言われない至福の時です
明けの日は休み、次の日は家事・育児に専念することもできます
理由5:出産後はじめてプライベートの時間ができる
5つ目は、何年もなかったプライベートの時間を持てるようになります
子育てナースの多くは子どもが生まれて以降、プライベートな時間はありません
「最後に自由に過ごしたのは5年前か〜」みたいなこともザラです
でも、夜勤専従(二交代)なら、明けの次の日は必ず休みです
子どもが保育園に行く平日なら、少なくとも日中は一人で過ごせるでしょう
ネイルやマッサージ、気分転換もかねて温泉に行ってもアリです
子どもがいるとなかなか行けないラーメンや焼肉を食べに行けるのも最高です
子育てから離れてプライベートな時間を作ることも大切です
理由6:人間関係のストレスが少ない
6つ目の理由は、人間関係によるストレスが減ることです
夜勤で関わるスタッフは多くても4〜5名です
処置や検査もほとんどないため、他のスタッフに気を遣うことも少ないでしょう
介護施設の夜勤専従なら、看護師は自分だけというのも珍しくありません
理由7:手続きや受診がしやすい
最後は、手続きや受診がしやすいことです
夜間勤務であるため、日中は自由に動けます
市役所や銀行は平日しか開いておらず、手続きには時間もかかます
子どもと一緒に行くとグズってしまい、諦めて帰った人も多いでしょう
また、子どもの定期検診、歯科受診、急な発熱による受診などについても
日中自由に動ければ、柔軟に対応できます
子育てナースに夜勤専従が向いていない4つの理由
子育てナースに夜勤専従が向いていない理由は、次の4つです
- 数日に1回は子どもとすれ違い生活
- 急な休みが取りにくい
- 高いスキルと責任が求められる
- 昼夜逆転の生活に慣れない人もいる
理由1:数日に1回は子どもとすれ違い生活
1つ目の理由は、数日に1回は子どもとすれ違い生活になります
特に二交代の夜勤専従は3〜4日に1回は勤務があります
園中に出勤して、翌日の登園中に帰宅する生活になるのは仕方ありません
1回出勤すると子どもと会えない時間が長く、夜子どもに寂しい思いをさせる可能性もあります
理由2:急な休みが取りにくい
2つ目の理由は、急な休みが取りにくいことです
スタッフが潤っている日勤と違い、急な勤務変更は難しいです
勤務先によっては一人で夜勤するところもあるため、よほどの理由がない限りは休めません
子どもの発熱などで急な休みが必要になる子育てナースにとって、夜勤専従をする上でネックな点です
求人探しや面接の段階で「急な休みへの対応方法」について確認しておきましょう
理由3:高いスキルと責任が求められる
3つ目の理由は、想像以上に高いスキルと責任が求められることです
夜勤専従は基本的に即戦力として採用されます
看護師の夜勤は 2〜3人程度で回すため、メンバーによってはあなたが上司になることも
そうなった場合、急変や転倒などに対して、一人で迅速かつ適切な判断をしなけれないけません
「まだ夜勤専従を始めたばかりだから…」は言い訳になりません
さらに、急性期病院では救急対応など高度なスキルが必要となるため、夜勤専従のハードルがより高くなります
経年数が浅い上に未経験の診療科だと知識やスキルかないため、転職後に辛いかもしれません
これらの理由から、夜勤専従には高いスキルと責任が伴います
理由4:昼夜逆転の生活に慣れない人もいる
看護師を続けていると何年経っても夜勤は辛いものです
独身の頃はまだよかったとしても、子育てをしながら夜勤を続けるとなると話は違います
日中は家事・育児に追われ、夜は働く、明けで帰宅しても家事・育児が始まる…
体力的に限界を感じたり、昼夜逆転の生活に馴染めなかったりする人も多いです
知人の子育てナースは、夜勤明けの日は無理してOK、翌日の休みは休息にして
昼夜逆転生活のリズムをキープしていると話していました
【危険】これを考えずに子育てナースが夜勤専従に転職すると後悔…
子育てナースが夜勤専従に転職して後悔しないためにも、次の5つを覚えていきましょう
- パートナーへの影響はあるか?
- 子どもへの悪影響はあるか?
- 業務内容にスキルが見合っているか
- 常勤 or パートか?
- 子どもが何歳になるまで続けるか?
その1:パートナーへの影響はあるか?
夜勤専従をするなら、夜間子どもを見てくれる人が必要です
子育てナースならパートナーや両親の協力が不可欠であり、家族への影響の少なからず影響があります
例えば、勤務調整や夜の子どもとの過ごし方などイメージが持てるように相談しましょう
その2:子どもへの悪影響はあるか?
子どもへの悪影響についても考えておきましょう
親が夜がいないと寂しさやストレスから体調を崩すことがあります
母親がいないと寝かしつけができない家庭もあるため
転職前にパートナーにも寝かしつけの練習をしてもらいましょう
完全母乳で育てているなら、ミルクに慣れてもらわなければいけません
子どもの発達に悪影響を及ぼしたりはしないか心配…
発達への悪影響はないとされています
詳しくは
「夜間保育は子育てナースの強い味方|夜勤や残業なんて怖くない働き方も実現可」
の記事で解説しているので、参考にしてみてください!
その3:スキルが見合っているか
スキルが見合っているかも考えておきましょう
夜勤専従は即戦力として採用されることの多いからです
受け入れる病棟や施設のスタッフも「〇〇くらいできるでしょ」前提で業務をふってきます
ある程度のスキルが求められ、「できません」が言いにくい雰囲気もあります
特に介護施設では、夜間医師は不在、看護師一人が当たり前です
急変時、一人であっても適切な判断と対応ができるだけのスキルが求められます
20年くらい経験がないと夜勤専従は諦めた方が良いってこと?
いいえ、そんなことありませんよ
もしスキルに不安があれば、次の3パターンを踏まえて転職するのがオススメです
- 経験済みの診療科
- 夜勤体制が2〜3人
- 知人や頼れる先輩がいる
転職の負担を減らせる勤務先を見つけるのも大切です
その4:常勤 or パートか?
常勤 or パート、どちらの雇用形態で働くかも考えておかなければいけません
それぞれのメリット・デメリットは、次の通りです
常勤 | メリット | ボーナスや福利厚生が保証されている キャリアアップしやすい 通常の勤務形態に戻りやすい異動希望を出せる |
デメリット | パートと同等の給料ではない 業務委員やプリセプターなどの業務も兼任しなければいけない 勤務交代してもらいにくい | |
パート | メリット | 給料が高い 業務委員やプリセプターなどの業務がない 退職しやすい 気楽(常勤ではないだけで) |
デメリット | ボーナスがない(少ない) 福利厚生が充実していない キャリアアップしにくい 勤務交代してもらいにくい 常勤として働くなら再度転職が必要 |
今後、子育てがひと段落して、キャリアアップを目指すなら、常勤の方が良いでしょう
また、福利厚生の観点から見ても、同じ職場に長く勤める方が有利です
一方、パートなら業務委員やプリセプターなどの仕事はありません
パートなので仕事を辞めるハードルも低く
「子育てとの両立が難しい」「働き方が合わなかった」などあれば
再転職もしやすいでしょう
こればかりは完全に個人の好みによります
その5:子どもが何歳になるまで続けるか?
子どもの成長とともに家族のライフスタイルは変わります
そのため、子どもが何歳になるまで夜勤専従を続けるかも決めておきましょう
例えば、小学生になると月に数回は登校班の付き添いがあります
入学して初めの数週間は昼過ぎに帰宅するため、夜勤専従との兼ね合いが難しくなるでしょう
パートナーの協力が難しい先輩は、4月だけ夜勤専従をなしにしてもらっていました!
夜勤専従をいつまで続けるか考えておくと、行き当たりばったりにならなくて済むでしょう
夜勤専従の1日のスケジュール
慢性期病棟で働き夜勤専従ナースの1日のスケジュールです
16:30 出勤、情報収集、申し送り、日勤の残務をサポート
17:40 夕食(食事・服薬介助、注入)
18:00 口腔ケア、おむつ交換、出勤以降の記録
19:00 注射実施、点滴更新
20:00 就寝準備(トイレ・おむつ交換、眠剤与薬の介助)
22:00 消灯
23:00 巡視、トイレ誘導(おむつ交換)
24:00 夕〜就寝までの記録
01:00 休憩(軽食や仮眠をとる)
03:00 巡視、トイレ誘導(おむつ交換)
05:00 起床、洗面・口腔ケア介助
06:00 体調確認(バイタル測定など)、朝食準備
07:00 朝食(食事・服薬介助)
08:00 口腔ケア、下膳
09:00 夜中〜朝までの記録、日勤への申し送り
09:30 退勤
自分が夜勤専従をするイメージはできましたか?
簡単3ステップ|子育てナースが夜勤専従を始める手順
では、子育てナースが夜勤専従を始める具体的なステップを解説します
- 夜勤専従の求人を探す
- 転職時期や転職後のイメージを持つ
- 家族へ相談する
ステップ1:夜勤専従の求人を探す
まずは求人探しです
夜勤専従は数ある求人の中でも特に人気が高く、すぐに応募終了になります
求人を見つけたら応募するくらいで考えておかないと、いつまで経っても転職できません
また、意外と見落としがちな選択肢が、今の職場で夜勤専従になること
上司に相談してみると意外に募集があったというパターンもあります
もし、仕事と子育てに終われて求人を探す暇がないなら
看護師転職エージェントを活用してみましょう
求人探しから転職サポートまですべて無料で受けられます
子育てナースが看護師転職エージェントを活用して転職する方法については
「【厳選】子育てナースにオススメの看護師転職エージェント5選|利用者のリアルな感想あり」の記事で解説しています
ステップ2:転職時期や転職後のイメージを持つ
求人が見つかったら転職についてのイメージを持ちましょう
具体的には、以下の情報がわかると、パートナーや子どもを相談しやすくなります
- 採用時期
- 勤務時間
- 給与や福利厚生 など
これらの情報を踏まえて上で相談できれば
転職後に「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔もしにくいです
時短ながら簡単に情報収集するなら、看護師転職エージェントがオススメ!
職場見学や条件交渉の連絡を代行してもらえるため、転職活動をスムーズに進められます
特に職場見学は夜勤戦専従の転職には、以下の理由から必須と言えます
- 日中の職場の雰囲気やがわかる
- 採用担当者に顔と名前を覚えてもらえる
- 職場見学が面接時のアピールになる
アピールポイントにもなるため、他の求職者より有利に進められます
看護師転職エージェントを活用した職場見学の方法については
「利用者からのリアルな感想!看護師転職エージェントのメリット・デメリット【←対策あり】」で解説しています
ステップ3:家族へ相談する
夜勤専従は看護師の中でも特殊な働き方の一つです
家族の生活スタイルがガラッと変わるため、転職は計画的に進めるべきです
特に環境の変化に弱い子どもは、夜パパママがいない生活が急に始まると
極度に寂しがったり、パニックになったりすることも…
そのため、子どもは特に時間をかけて丁寧に説明する必要があります
家族の了承を得られれば、あとは転職あるのみです!
子育てナースが夜勤専従しやすい職場3選
せっかく転職するなら、子育てナースでも夜勤専従しやすい職場が良いですよね
この記事を書くにあたり
夜勤専従ナースにインタビューした結果、次の3つの職場が候補にあがりました
- 病院(慢性期病棟)
- 病院(精神科病棟)
- 高齢者施設(介護付き有料老人ホームなど)
職場1:病院(慢性期病棟)
慢性期病棟の夜勤専従は、比較的働きやすいです
- 患者の状態が落ち着いてい
- 緊急入院がない or 少ない
休憩が取りやすく、まとまった仮眠が取れるため、夜勤入りよりもむしろ休憩後の方が体が軽やかに動きます
一方で、慢性期病棟だと看護よりも介護中心になる可能性が高いでしょう
そのため、急性期から転職した人は「なんか物足りないな〜」と手持ち無沙汰になるかもしれません
暇だと時間が過ぎるのが遅く、かえって疲れるのは私だけですかね?
時間なんて気にする暇もなく、チャキチャキ動いて働きたい人には向いていません
職場2:病院(精神科病棟)
体力的に楽な職場なら精神科病棟がオススメです
慢性期病棟と同じように医療処置や緊急入院が少なく、時間に追わません
一方で、患者の精神症状を考えて関わらないといけないため、頭はフル回転です
思った以上に血糖値を使い、夜勤終盤にはお腹からグーッという音が聞こえます
頭はフル回転でも身体的な負担が少なく、初めてでも挑戦しやすい診療科なので
夜勤専従としてスタートするのもオススメです!
職場3:高齢者施設(介護付き有料老人ホームなど)
高齢者施設なら心身ともに負担が少ないでしょう
利用者の多くは日常生活援助がメインであるため、介護中心の仕事です
高齢者施設によっては、介護や処置は全て介護士が行い、 看護師は緊急時の対応のみというのも珍しくありません
ただし、基本的には看護師はあなただけの可能性が高いです
利用者が急変するなどあれば、迅速かつ適切な判断が求められます
【インタビュー】夜勤専従として働く子育てナース3人の経験談
この章では、夜勤専従として働く子育てナース3人のインタビューを紹介します
経験談1:生活リズムが整って子育てしやすくなった
夜勤専従として働く中で何か思うことはありますか?
意外かもしれませんが生活リズムが整い、子育てがしやすくなりました
もう少し具体的に聞かせてください
以前働いていた職場は三交代でした
日勤や深夜・準夜に加えて、早出・遅出など不規則な勤務で、家事・育児は二の次でした
私も三交代だったので、気持ちは分かります
夜勤専従を始めてからはどのように変わりましたか?
まず勤務時間が一定になり、スケジュールが立てやすくなりました
保育園の送迎や家事などのできる日や時間が明確になり、1ヶ月通して生活がイメージできます
子育てをしているとイレギュラーな出来事ばかりです
スケジュールが立てやすくなっただけでも、子育てのしやすい環境になったのではないかと思います
なるほどですね
確かに不規則な勤務をしつつ子育てとなると、毎日がその場しのぎな感じがありますよね
それに子どもが保育園の間はしっかり寝ることもできるため、次の勤務に疲れを持ちにくくなりました!
経験談2:収入面も安定しているため、経済的な不安がなくなった
夜勤専従として働く中で何か思うことはありますか?
お給料が高いからお金の心配がなくなりました
それに、夜勤だけなので生活リズムは整うし、かえって子育てもしやすいです
これまで低い給料で三交代をしながら、子育てに追われる毎日がなんだったんだろうと感じました
夜中に出退勤がある三交代は子育てとの両立に向いていないなーと私も感じた経験があるので、共感できます
でも、これまでのそんな経験があったからこそ、今の働き方ができているんだと思います
人生無駄じゃなかったなー、と
経験談3:看護師のキャリアを諦めなくて済んだ
夜勤専従として働く中で何か思うことはありますか?
私は常勤ナースとして夜勤専従をしています
常勤ナースなら子育てを理由にキャリアアップを諦めなくて済みます
もう少し詳しく教えていただけますか?
例えば、研修への参加費用の負担や、特定・診療看護師になるための推薦状も書いてもらえます
総合病院なら院内研修も充実しており、自己実現のために動き続けられると感じました
確かに、夜勤専従のパートナースには、研修費や推薦状などのキャリアアップ支援はありませんもんね
もし、子育てがひと段落したり、どうしても夜勤専従が合わなければ、これまで通りの働き方に戻れば良いだけです
給料面で見ても勤続年数が続くため、夜勤専従目的で転職するよりも有利です
それなら、転職する前に自分の職場で夜勤専従として働けないか確認してみるのも良いですね
今の職場環境が嫌でなければ、それも選択肢の一つだと思います
夜勤専従を考えている子育てナースによくある質問5選
夜勤専従を始める間に、子育てナースの考える疑問や不安についてお答えします
- 夜勤専従に向いている子育てナースの特徴は?
- 未就学児の子どもがいても働ける?
- 子連れ夜勤ができる病院や施設はある?
- 体調管理はどのようにしている?
- 夜勤専従を続けるためのコツは?
質問1:夜勤専従に向いている子育てナースの特徴は?
こんな子育てナースは夜勤専従に向いています
- 完全母乳以外
- パートナーや両親が育児に協力してくれる
- 夜勤が辛くない
- まとまった休みがほしい
- 新しい環境や働き方に躊躇なく飛び込める
周囲に協力してもらえる人がおり、夜間子どもを任せても良いことが条件です
また、夜勤専従という新しい働き方にも柔軟に対応できる人が良いでしょう!
質問2:未就学児の子どもがいても働ける?
はい、働けます
むしろ、子どもが未就学児の方が働きやすいです
例えば、幼稚園は7〜18時まで、延長保育を利用すれば更に遅くまで預かってもらえます
保育時間が長いため、パートナーと送迎の調整がしやすいでしょう
一方で小学生になると
- 入学直後の1ヶ月は昼過ぎに下校
- 朝は登校班への付き添い
- 休日には習い事や部活の送迎 など
拘束時間が長くなります
実際、私の周りでも子どもが就学後に夜勤専従を辞める人もいます
そう考えると、夜勤業務は子どもが未就学児の方が始めやすいでしょう
質問3:子連れ夜勤ができる病院や施設はある?
はい、あります
例えば、院内に夜間保育を併設している病院もあります
夕方から子どもと出勤して、勤務後に迎えにいきます
院内なら何かあってもすぐに駆けつけられるから安心ですね
夜間保育については
「夜間保育は子育てナースの強い味方|夜勤や残業なんて怖くない働き方も実現可」
で解説しているので、必ずチェックしてください!
質問4:体調管理はどのようにしている?
体調管理として私が心がけているのは
疲れを感じたら必ず休息を取ってから次の行動に移ることです
夜勤専従は勤務交代してもらいにくいので、体調管理は必須!
生活リズムが一定であるため、三交代や二交代よりも体への負担が少ないです
ただし、夜勤明けの無理は禁物です
帰宅しても家事・育児などがあると思いますが
せめて子どもの保育園時間内だけでも睡眠を取り、体をいたわりましょう
次の勤務に疲れを持ち越さないことがポイントです
質問5:夜勤専従を続けるためのコツは?
夜勤専従を長く続けるためのコツは、家族の理解を常に得ることです
夜勤専従を始める際、ほとんどの人は家族に説明し、理解を得ます
ですが
むしろ、働き始めてからも家族に説明し続けることがの方が何倍も大切です
家族から想像もしてなかった不満が出てきます
そのため、常に状況を説明し、納得してもらい続けましょう
夜勤専従は家族の協力あってのものです
夜勤専従を考えている子育てナースにオススメの看護師転職エージェント3選
職場の雰囲気を知ってから転職したいなら「レバウェル看護」
看護師の転職にとって、職場の雰囲気や人間関係はとても大切!
職場の雰囲気を知ってから転職をしたいならレバウェル看護がオススメです!なぜなら、転職してみたい職場で実際に働いてみた先輩の感想を聞けるからです
転職した人に対して、入職後アンケートをしています
その上で、職場見学に参加し転職できれば
「転職に失敗した…」と思う確率もグッと下げられるでしょう
また、転職活動できる時間に限りのある子育てナースに朗報です!
最初の電話連絡以外はすべてLINEでやりとりができるため、スキマ時間に返信に転職活動を進められます
電話と違い、時間に縛られないのが嬉しいですね
担当エージェントのサポート品質の高さでも
2022年 オリコン顧客満足度®調査の看護師転職(担当者の対応 / 交渉力 / 紹介案件の質)で No.1 の評価を得ています
私が利用した時のアドバイザーさんも丁寧で、すぐ対応してくれたので、スムーズに転職できました
最後に、どんな人に向いているかを確認しましょう
- 職場の雰囲気や人間関係について聞きたい
- 転職活動にあてれる時間が少ない
通勤しやすい職場を見つけるなら「ナース専科」
お住まいの地域に近い職場を見つけるならナース専科(旧:ナース人材バンク)がオススメです!夜勤専従の求人が少なすぎる…
せっかく求人を見つけても、遠すぎるて通えない…
特に子育てナースは保育園の送迎や戸建て住みなどの理由から、自宅から遠い職場は選べません
かといって転居は現実的ではない…
ナース専科なら掲載求人20万件以上と豊富であるため自宅近くの夜勤専従の求人を見つけられる確率が上がります
また、キャリアパートナーは地域担当制であり、地域に根差したリアルな情報をもらえる点も嬉しいですね
キャリアパートナーの中には元看護師もいます
そのため、現場の声から転職したいあなたに必要な情報を選んで伝えてくれるでしょう
最後に、どんな人に向いているかを確認しましょう
- 自宅から近い職場を探したい
- 転職先や地域に根差した情報収集がしたい
転職したい職場の求人がないなら「ナースではたらこ」
行きたい病院の求人がなくても諦めるのは早いです!
【ナースではたらこ】なら「逆指名」システムがあるため、求人発掘もしてもらえます求人のない病院に対して求職者側から条件交渉して内定をもらう方法
希望する病院の求人ない、自分から交渉することで入職意欲を見せたい人に向いている制度です
夜勤専従はそもそもの求人数が少ないため、探しているだけではなかなか転職できません
求人が出たとしても大勢の求職者が殺到するため、転職成功率も低い…
一方で「逆指名」システムをうまく活用できれば
- 希望病院の求人に応募できる
- ライバルなしで採用試験を受けられる
- 条件交渉もできる
転居の難しい子育てナースにとって、自宅・職場・保育園の動線を短いと助かります
ライバルも少ないため、転職成功率が高まるのも嬉しいですね
まとめ:子育てナースだからこそ夜勤専従に向いている
今回は「子育てナースの夜勤専従」について解説しました
子育てしながら夜勤は厳しいと感じる人も多いです
しかし、実際は生活リズムが一定になり、まとまった休みも取れることがわかりました
給料が高くなるのも嬉しいですよね
子育てナースで夜勤専従をするか迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください!
ただし、みなさんには夜勤専従を始めて後悔してほしくありません
そのため、以下の5点に気をつけましょう
- パートナーへの影響はあるか?
- 子どもへの悪影響はあるか?
- スキルが見合っているか
- 常勤 or パートか?
- 子どもが何歳になるまで続けるか?
この記事がきっかけで、子育てナースでも夜勤専従ができると知ってもらえれば幸いです
では、次回も楽しみに待っててくださいね
また、同僚の子育てナースさんにもこのブログを紹介してもらえると嬉しいです!